最新更新日:2024/09/26 | |
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【7年生】ある日の出来事・・・2
あれは、秋ごろやったかな〜。
学年だよりに書こうか、学年集会で話そうか・・・と、ずっと考えていました。 ある日の給食時間。いつものようにクラスで給食を食べていました。一通り、配膳し、大食い者たちは山盛りにごはんをおかわりし、おいしい給食を味わっていました。 そんな時、ふいに「ご飯は残さず食べているのかな?」と、座りながら確認した横着なN先生は、空っぽのごはんの容器を確認し、戻しました。 ところが、戻した反動で、すぐ横にあった食器の水が、こぼれてしまいました。 こぼしたことに気づかず、再び食べ始めるN先生。 何人かは気づいていたかもしれません。次の瞬間、おもむろに立ち上がり、黙って水をふき取りにきてくれた人がいました。 何も言わず。 それを見たN先生は「どうしたん?何かあったんか?」と声をかけました。 それでもその人は何も言わず、ニコニコ。 もちろん、その人は、自分も食べている途中なのです。 「まさか自分がさっきこぼしたのか」と気づいた時、「ごめん」という申し訳ない気持ちと「そんなことができる人がいるのか」という驚き、「ありがとう」という温かい気持ちが出てきました。 「自分のクラスにそんな温かい人がいる」「自分の学年にそんな温かい人がいる」そんな気持ちにさせてくれてありがとう。 軽率な行動で水をこぼさないよう、人に迷惑をかけないように気をつけます。ごめんなさい。 ある人、あなたの行動に先生は救われました。ありがとう。 |
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