最新更新日:2024/09/27 | |
本日:301
昨日:521 総数:2373392 |
1年生人権学習
1年生の人権学習を3月にある研修旅行も踏まえて「他者理解と人権(国際理解)」をテーマに行いました。事前学習を12月14日の放課後に、学年全体の学習を12月21日の午後に実施しました。
学年全体の人権学習は、事前学習についての生徒の発表と国際交流員の方の講演を中心に行いました。取組内容を以下に紹介します。 事前学習 本校CALL教室にて行いました。国際交流員のボナミ・アリスさん(フランス)、マーク・ガラットさん(スコットランド)、マーガレット・マンさん(アメリカ)、サトクリフ・ポリーさん(イギリス)、アリスさんの紹介によるヨハネス・ウィンドゥさん(インドネシア)、ジョージ・プリマベーラさん(フィリピン)をお招きして、お一人ずつ人権学習委員数人と班をつくって、事前にとった生徒アンケートを踏まえて質問に答えていただいたり、話をしていただくなど交流を行いました。最初、生徒はやや緊張気味でしたが、交流員の方々が流暢な日本語で気さくに話しかけられ、どの班も話が途絶えることなくとても盛り上がって時間いっぱいまで交流しました。 全体学習 本校講堂にて実施しました。人権学習委員による事前学習発表と事前学習にも来られた国際交流員のボナミ・アリスさん、マーク・ガラットさんの講演です。テーマは「なぜ日本の国際交流員になったか」「日本社会での人権意識、人権問題について思うこと」で、とくにマークさんは伝統的な民族衣装を着用されていました。 まず初めに人権学習委員が事前学習での交流内容について発表を行いました。発表はアンケートに挙がったその国のイメージとインタビューで教えてもらった現実とのギャップや、その国から見た日本のイメージと国際交流員などの方々が日本に来て驚いたと仰っていた事を生徒の視点からまとめたものです。 次に舞台上でアリスさんとマークさんと人権学習委員の生徒が事前学習で行った形式で交流の再現を行いました。幅広い質問にたくさんの写真で紹介していただきながら答えて下さいました。日本とは全く異なる視点で行われている行事などは、お二人が直接話されたことで生徒には新鮮だった様子でした。 最後に自分自身の事や、仕事上、現在日本に来て感じていることや人権に関してまで話していただきました。 気になる話題として指摘されたことは、 ・日本人は肌の色など外見が異なっていれば国籍が例え日本でも最初から外国人として接する。 ・日本国内でも日本語でなく、とりあえず英語で喋りかけてくる。普通に日本語で話しかけてほしい。 ・個人の人格や性格ではなく、外国人であるという理由で友達になりたがる。一人の人間として友達になってほしい。 などでした。講演の質疑応答では民族衣装についての質問や国の独立など民族意識に関する質問がでて、生徒にとっては国際理解について色々と考えるきっかけになったようです。 今回、協力していただいたボナミ・アリスさん、マーク・ガラットさん、マーガレット・マンさん、サトクリフ・ポリーさん、ヨハネス・ウィンドゥさん、ジョージ・プリマベーラさん本当に有難うございました!! |
|