最新更新日:2024/09/27 | |
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校長コラム 12月
「人権週間」に寄せて
紅葉の季節も足早に去り,早くも“師走”を迎えることになりました。 さて,来たる,12月10日は「世界人権デー」です。これは,1948年12月10日,国際連合の総会で“世界人権宣言”が採択されたのを機に,2年後の1950年から,毎年12月10日を「世界人権デー」と定めたものです。そして,この世界人権デーを最終日とする1週間(12/4~12/10)を「人権週間」とし,人権について考え,意識を高めていく機会としています。 私たちは誰しも,人間として尊ばれ,健康に,幸せに生きたいと願っています。このような願いや権利が「基本的人権」であり,この世の全ての人間が生まれながらにして等しく持っている権利のもと,人間としてお互いに尊敬しあい認めあって仲良く暮らしていく…。そんな世の中を共に築いていこうという主体的態度が“基本的人権を尊重”することだと言えましょう。 しかしながら,今なお,偏見を持ったものの見方をしていたり,相手の立場を十分に理解できていなかったり,心ない言葉で他人を傷つけてしまったりすることが見受けられる残念な現状があります。 「人権週間」を迎えるにあたり,各家庭,地域におかれましても,今一度,人権の大切さや,その重みについて再考していただき,共により良い世の中を構築していく行動の輪を広げていただければ…と思います。 |
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