最新更新日:2024/09/26 | |
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6月のことわざ
近畿地方も梅雨入りというニュースに季節の移り変わりの早さを感じます。今月のことわざはスーパーマーズにちなんで考えました。5月31日に地球に一番近い軌道を通り,10年周期で地球に一番接近した「火星」の話です。観察されたご家庭も多かったのではないでしょうか。私はあいにく31日は雲で見えませんでした。とても残念に思っていたのですが,まだ近くに見えるという情報を知りここ数日観察しています。南東の空に8時ごろ赤く光る星が「火星」です。インターネットで調べるとその下,東側に「土星」そして西側上の方に「木星」が見えることを知り,観察しました。もう少しでこのチャンスを流星光底長蛇を逸すところでした。というように今月のことわざ「流星光底長蛇を逸す。」です。せっかくの機会・またとない機会を逃がしてしまうたとえです。川中島の戦いで上杉謙信が十年の苦心もむなしく,武田信玄を撃ち損ねてしまった。というところから江戸時代につくられた詩の一節です。自然の現象の観察は,その時のタイムリーさがとても大切です。だからこそ興味を惹かれるのでしょう。いろいろな学習に生かしてたくさん知識を吸収してほしいと願っています。
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