最新更新日:2024/09/25 | |
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バフンウニの受精実験
京都大原学院は左京区の里山にある学校ですが,海につながる学習を心がけています。ウニの受精もその一つ,福井県の方から頂いたバフンウニを使ってウニの発生の実験を行う。実験には海水が必要なので,真水が混ざらない海水をポリタンク3本に準備し実験を行いました。ウニは雌雄異体で,12名の9年生がハサミでアリストテレスの提灯をはずし,KCL水溶液を入れました。10分ぐらいで,雌は卵を,雄は精子を出します。次は,顕微鏡をのぞきながらホールスライドガラスの中で,大きな卵と小さな精子の受精の様子を観察します。受精卵は透明な受精膜があっという間にあがり,次の精子が入れないようになります。24時間後この受精膜をやぶって動き回る胞胚も確認できました。学校ではプルテウス幼生まで観察することもできます。今回はプリズム幼生まで観察し,実験は終了しました。
また、9年生だけでなく,8年生も受精の実験を行い受精膜が上がるところを観察し,5年生もウニの幼生がくるくる回るところを顕微鏡で観察しました。 |
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