最新更新日:2024/09/27 | |
本日:16
昨日:520 総数:2933794 |
トップリーダー研修 その8
本校主催のトップリーダー研修,第7日目の様子です。
第7日目 8月9日(土) 今日は,いよいよ最後のモーニングセッションです。 最初のテーマは,「何について成功したいと思うか」。バークレーのデイスカッションリーダーと一緒に話し合い,一人ずつグループメンバーの具体例を全体に紹介しました。 西京生からは,クラブの試合で勝ちたい,英語を上達させたい,ギターを上手くなりたい等の意見がでました。その後,「何かを成功するために必要な8つのルール」について考えました。自信を持つ,大きな目標のために小さな目標を設定する,つねに誠実である,他人の意見を聞く,想像力を働かせる,試行錯誤を繰り返す,夢を持ち続ける等,ホワイトボードに書ききれないくらい多くの意見を皆で共有しました。 また,アメリカの俳優ウイリアム・スミスのインタビューの様々なコメントを聞き,それについてどのように感じるのかをデイスカッションしました。最終日になると,西京生もバークレーの学生と親しくなり,お互いファーストネームで呼び合いながら,リラックスして発言していました。最後に講師から,「何かを成し遂げるためには,具体的で,目に見える成果を感じられ,現実的で,自分に適した目標をもつことが大切」であり,「時間的制約を設ける方がより効果的である」と学びました。改めて,あきらめずに積極的に取り組む姿勢が大切だと再認識しました。 午後はいよいよ西京生一人ずつのスピーチ発表です。 このプログラムの集大成として与えられたテーマは,「バークレイ滞在で自分が好きなこと,このプログラムで学んだこと,学んだことを今後どのように役立てたいか」です。お世話になった講師やデイスカッションリーダーの皆さんが見守るなかでスタートしました。 多くの生徒が,バークレーの学生が一生懸命に自分とコミュニケーションをとろうとしてくれたことが大きな励ましであったこと,この一週間の英語との葛藤,どのように自分自身がネガティブからポジティブな思考に変えることができたのかについてスピーチしました。また,印象に残った講師の言葉を引用し,自分自身がどのように解釈し,今後変化していきたいのかを具体的に述べました。時にはジョークやユーモア溢れるスピーチもありましたが,西京生の真摯なスピーチに思わずバークレーの学生も感動し,涙する場面もありました。各スピーチの後には,バークレーの学生から発表の長所や改善点についての効果的なアドバイスが,フィードバックとしてありました。 最後に,モーニングセッションの講師をずっと務めて下さっていたティムさんから,「この西京生のグループは集中力が高く,教えることは大きな喜びであった」と褒めていただきました。また,京都を訪問された時には是非再会したいともおっしゃっていました。 夕食後は,最後のプログラムとして,UCバークレーのDr.Yuzawa先生からレクチヤーを受けました。Dr.Yuzawaは名古屋工業大学から東京大学博士課程に進まれ,その後スタンフォード大学を経てUCバークレーでバイオエネルギーの研究をなさっています。御自身の高校から現在にわたる経歴のお話しの中で「失敗しても人生は一度きり,一番悔いが残るのは挑戦せずにあきらめることである」,「今日考える5年先と明日考える5年先が違ってもいい。しかし,常に3年先5年先のことを考えることが大事である」というメッセージをいただきました。その後の質疑応答の時間では,多くの質問にも丁寧に答えていただきました。 全員揃って元気ですべてのプログラムを終えることができ,付添団としてもまずは一区切りというところです。 いよいよ明日は,寮を出発して日本への帰国の途につきます! [写真] 1枚目 モーニングセッション 2枚目 講師の方や学生たちとの集合写真 3枚目 Dr.Yuzawaのレクチャー |
|