最新更新日:2024/09/27 | |
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授業は子どもたちのもの パート3
少し前のことになりますが、5年生の社会科の授業を校内の教職員で参観させてもらいました。
日本の食料生産に関する学習で、その日は単元のはじめの授業でした。 社会科の授業では、資料をもとにして、様々な社会の事象について気付いたり、自分の考えを作ったりしていきます。その際に大切なことは、「なぜだろう?」「どうなっているのだろう?」という疑問を、子どもたち一人一人がもって学習に取り組むことです。 5年生の授業場面は、資料を見て様々な疑問やもっと詳しく調べていきたいことなどを出し合う時間でした。「学習問題」を作るという場面です。いくつかの資料を見ていくと、「日本は米以外の食料の多くを輸入に頼っているな。」ということに気付き、「このままで大丈夫なのかな?」という思いが出てきたり、「でも安いものが売られている方がいいのでは」という考えにも賛成できるし・・、などと意見を交流することを通して、「食料の輸入が増えることで、消費者と生産者にどのような影響があるのだろうか。」という学習問題を立てていくことができました。 授業は子どもたちの疑問からはじまり、それが解決するとまた次の疑問が生まれて、というように発展していきます。授業のもととなる知的な好奇心がたくさん生まれるよう、養正小学校では様々な体験活動や協働活動にこれからも取り組んでいきたいと思います。 |
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