最新更新日:2022/03/24 | |
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寒さに強いガーデンシクラメン
シクラメンはサクラソウ科の多年草。
冬の花の代表で,この時期花屋の店頭にもポインセチアと共に並んでいます。 シクラメンは地中海沿岸,トルコからイスラエルにかけて原種が自生しています。 名前は花茎がはじめ丸まった状態で発生することから「サイクル(Cycle)」から 命名されたそうです。 古来は花ではなく,塊茎のデンプンが注目され, サポニン配糖体を含む有毒にもかかわらず「アルプスのスミレ」などの美称が あり,食用とされていました。大航海時代以後ジャガイモがもたらされると, シクラメンを食用にする習慣はなくなったそうです。植物の歴史をたどるのも 興味深いですね。 シクラメンの花に着目してドイツで品種改良が行われました。今では花色も ピンク白,赤,黄などバラエティに富んだものができています。 シクラメンに関するおもしろい伝説があります。草花好きだったソロモン王が 王冠に何か花のデザインを取り入れようと思い様々な花と交渉するが断られ, 唯一承諾してくれたシクラメンに感謝すると,シクラメンはそれまで上を向いて いたのを,恥ずかしさと嬉しさのあまりにうつむいてしまったという話です。 シクラメンの花言葉が「恥ずかしがり屋,はにかみ,内気」とは何とも遠慮 深い花ですね。 冬のひまわり&春を待つアリッサム茎もぐんぐんのび,きれいな花を咲かせました。植物の生命力には驚きます。 『アリッサム』は育苗室で芽を出し早くも白や赤や紫の可憐な花をつけました。 花壇の方に地植えし,寒い冬を越します。春には土が見えなくなるくらい 仲間を増やすことでしょう。 初冬の風情週末を過ぎすっかり葉を落としてしまいました。 ビオトープにもいよいよ冬の訪れが・・・・。 来る春の芽吹きを疑いもなく。 原種『フジバカマ』が届く背の低い苗をイメージしていたのが,少々違っていました。 原種のフジバカマということで,古くは「日本書記」や「万葉集」に 秋の七草として詠まれている由緒ある植物です。 今は枯れたように見えますが,資料などをよく見て大切に育て 来秋にはきっと素敵な花を咲かせたいです。 |
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