最新更新日:2024/09/27 | |
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校長室から
5月に入り,新緑の眩しい季節となりました。正門横の「府民誇りの木」「京都名木100選」にも選ばれている大銀杏(オオイチョウ)もみずみずしい若葉を芽生えさせています。門をくぐり玄関に近づくと,宕陰小創立100周年・宕陰中創立50周年の記念碑があり,それを囲むように黒松(クロマツ),北山台杉(キタヤマダイスギ),花水木(ハナミズキ)が記念植樹されています。白い花を咲かせたハナミズキの横で,クロマツも今,花を咲かせる準備の真っ最中です。植物には花粉を昆虫に運ばす虫媒花(ちゅうばいか)と,風に運ばす風媒花(ふうばいか)があります。虫媒花は美しい花弁と甘い蜜で昆虫を誘い出し花粉を運ばせます。それに対して,風媒花の花は非常に地味で,ただひたすら大量の花粉を飛散させます。スギ・ヒノキなどの裸子植物(らししょくぶつ)と,イネ科の植物が風媒花の代表です。どれも花粉症の原因となっています。クロマツとイチョウも地味な花の裸子植物なので,よく観察しないと花(らしきもの)を見つけられません。ただ,本校のイチョウは雌の木なので,花は咲けども花粉は出しません。(雌の木なので,秋には沢山の銀杏(ぎんなん)を実らせます。)
新緑を迎え,これから夏に向かう時期ですが,ここ宕陰地区はまだ気温が低く暖房が手放せません。他の地区より,ゆっくりと季節が流れているように感じます。 今月の学校だよりは,ページ右の「学校だより欄」又は以下のリンクをクリックしてご覧ください。 宕陰校だより5月号 |
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