京都府視覚障害者協会の松永信也さんの講演がありました。40歳の時に「網膜色素変性症」で視力を失われました。現在は,京都福祉専門学校,長尾谷高等学校などで特別講師,非常勤講師を務めるほか,学校,企業,自治体などの依頼に応じて講演をされています。講演中では,全盲と弱視の違いや現在の視覚障害者を取り巻く環境についてのお話や自分が視力を失ったときの落胆やあきらめの中から前向きに生きていく過程をお話になられました。また,視覚障害者には意識せず,気軽に「お手伝いしましょうか」などの声かけをしていただけると大変うれしいとのことでした。