最新更新日:2024/09/27 | |
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今年もお世話になりました
師走も28日となり,いよいよ2020年もあと3日となりました。本来ならオリンピック・パラリンピックで日本中が大いに沸き,希望に満ちた一年となるところでしたが,ご承知のようなコロナ感染症のため,思ってもみない年となりました。音楽の世界でも今年はベートーベンの生誕250周年ということで,今頃は世界中で「第九」の演奏が行われ,シラーの原詩「我々は神の名のもとに平等であり,世界の人々が互いに手を取り,歓喜の歌を歌おう!」という歌声が満ちていたはずです。
春から,感染拡大防止のため,世界のあちらこちらでロックダウンが行われ,本校でも3月〜6月まで臨時休校となりました。特に合唱や管楽器という飛沫が心配される活動は特に注意が必要とされ,音楽界全般の活動が一時中止されました。6月以後も学校は再開しましたが,様々な制限の中で活動を行ってきました。しかしながら,「音楽を止めない」との意識から,慣れない中でオンラインでのレッスンをはじめ,10月にはオーケストラ定期演奏会も一部縮小しながら,なんとか行うことができました。また,音楽の世界ではディスタンスを十分に取った演奏活動や,ネットを利用した動画配信など,これまでにあまり行われなかった活動が広がってきました。今後も,感染状況に十分配慮しながら,新たな手法も取り入れるなかで,学校も,音楽の世界も前向きに取り組んでいきたいと思っています。後年,「2020年は音楽の新たな世界の幕明けであった」と言われるように願っています。 本日から学校はお休みとなりますとなります。新年は1月4日からまたこのページを再開します。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。 冬季進学補習および学力補充講座が始まりました
本日から冬季休業に入りましたが,25日まで冬季の進学補習および学力補充講座が行われています。
3年生は年明け早々に行われる「大学入学共通テスト」に備えた実践的な講座を,主に受験科目となる英語・国語・社会科の科目を中心に講座が行われます。1,2年生は進学のための補習と,日常の学力を補充する講座が行われています。もちろんレッスン室を使用して自分自身で音楽の実技力向上を目指して登校する生徒も多くおります。冬休みと言えども,自らの学力や音楽を自らで向上させる取り組みを,怠らずに頑張ってほしいものです。 PTA音友会のチェロコンサートが行われました
12月1日(火)
本校ホールにおきまして音友会主催のチェロコンサートが行われました。このコンサートは,今年度コロナの影響により活動が普段通りに行えない中で,音友会として何か独自の行事が行えないかとの声もあり,役員の皆様の発案により実現しました。 今回お招きした近藤浩志先生は,本校出身で東京藝術大学卒業後,国内外で各種演奏会やコンクールで数々の実績を積まれ,現在大阪フィルハーモニー交響楽団チェロ首席奏者をお務めになるほか,ソリストとしても数々のコンサートでご活躍されています。また,ジブリなどの映画音楽やNHKの番組にもご出演され,ソロでCDをリリースされるなど,多方面でご活躍されています。 今回は相愛大学附属音楽教室講師をお務めになり,近藤先生との共演も多くされておられますピアニストの小柳祥子先生のピアノと共に,ベートーベンのチェロソナタ第三番や,エルガーの愛の挨拶,ラフマニノフのヴォカリーズなどを演奏していただきました。また,来場者の私達ともコミュニケーションをとっていただき,和やかな雰囲気の下で,素晴らしい落ち着いた音色を聞かせていただき,まさに至福の時を持たせていただきました。 近藤先生,小柳先生ほんとうにありがとうございました! 市高PTA家庭教育学級が本校で行われました
28日(土)市高PTAの家庭教育学級が本校ホールにて行われました。
今回の家庭教育学級は昨年度に引き続いて,京都府助産師会理事の渡邉安依子先生をお招きし,「新春期の子どもの性と生をめぐって〜親としてどう理解し,接するか〜」というテーマでお話を伺いました。昨年度もご講演いただき,素晴らしい内容であったため,是非もう一度ご講演いただき,少しでも多くの保護者の皆さんに共有していただきたいとの思いから,2年連続の講演会となりました。今回は本校音楽ホールで,54名の参加(うち本校16名)の参加がありました。 わが国では少子化が急速に進み,出産や育児への支援が世間でも話題となる昨今ですが,わが国の性教育の現実はかなり厳しく,子どもたちの性意識や性に関する知識も十分ではないということが指摘されています。また,子どもたちの中にも性に関する関心が以前より薄れてきていると言われています。子育てにおけるネグレクトやDV,暴力などの事件が後を絶たない現状もあります。性教育は人権教育ととらえ,子どもであっても,恋人同志であっても,夫婦であっても相手を「支配」するのではなく,一人の人格のある人間として尊重し,言葉に耳を傾けることの大切さについて大いに考えさせられる公演でした。渡邉先生,たいへん有意義なご講演,ありがとうございました。 |
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