最新更新日:2024/09/27 | |
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全校人権学習,冬休み前アセンブリー
冬休み前授業最終日の本日,全校人権学習を京都府助産師会理事の渡邉安依子先生をお迎えし,「性と生に話しをしよう」というテーマでお話を伺いました。
まずは,「助産師とは?」というお話しから始まり,日本の性教育が国際的にみて課題が多い点をご指摘いただき,性の話しは,恥ずかしいとか,人前でするものではないという固定観念から脱し,科学的な理解にもとづき,人としての当然のこととして一人一人が受け取るべき課題である。しかしわが国では性教育の現実はかなり厳しく,子どもたちの性意識や性に関する知識も十分ではなく,性に関する関心が以前より薄れてきていると言われています。また,子育てにおけるネグレクトやDV,暴力などの事件が後を絶たない現状もあります。性教育は人権教育ととらえ,子どもであっても,恋人同志であっても,夫婦であっても相手を「支配」するのではなく,一人の人格のある人間として尊重し,言葉に耳を傾けることの大切であり,自分自身が体や心の被害にあった時は,友人や先生,専門機関などに遠慮なく相談し,話しを聞いてもらうことで,重荷を分かち合えることが大切であるというお話しをいただきました。その後,HR教室で感じたこと,質問などを記入して渡邉先生に後日ご回答をいただくことになっています。 さらにそのあと,もう一度アリーナに集合して冬休み前の諸注意を行いました。コロナ禍でたいへんな年末年始ですが,感染には十分気を付けながら,身体と心を休めながら次へのエネルギを蓄えるいい時間を過ごしてもらいたいものです。 「日本音楽史」特別授業〜「筝曲講座」を実施しました!
12月8日(火)3・4限に、2年生「日本音楽史」の特別授業として文化芸術探究「日本の室内楽 -箏を中心とした糸のしらべ-」を実施しました。
講師には生田流箏曲家の野田弥生先生と野田友紀先生、本校で「日本音楽史」をご担当いただいている井口はる菜先生をお迎えし、20面の箏をずらりと並べた壮観な本校音楽ホールで行いました。 第3限は楽器とその歴史についての解説、筝のみならず三味線や胡弓の説明と実演、これまでの授業の振り返りや、有限会社琴伝の方による筝のメンテナンス実演なども交えながら、三曲合奏(箏・三味線・胡弓)や筝(十三弦)と十七弦の合奏なども聴かせていただき、筝を中心とした日本の楽器の歴史とその発展を学びました。 第4限は2人一組で箏に向かい、平調子の調弦を行った後、初めて触れる筝で「春の海」の合奏にトライするなど、新たな経験を積みながら、伝統音楽の懐の深さを知ることができました。 野田弥生先生、野田友紀先生、井口はる菜先生、琴伝の皆様、本日はありがとうございました。 この場をお借りしてお礼申し上げます。 |
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