最新更新日:2024/09/17 | |
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幼稚園のウサギ
今年の5月,幼稚園にニューフェイスが加わりました。赤ちゃんウサギのサラとリボンです。どうやらリボンは男の子のようです。(かわいい名前を付けてもらったのですが,やんちゃです)
その子ウサギたちと一緒に長年幼稚園にいるウサギのサクラが,玄関ホールにいます。 サクラはこの6月の末からお腹がはれて苦しそうで,食欲がなくなっていました。動物病院で見てもらったところ,子宮の病気ではないかということでした。 抗生物質を飲ませたり,点滴してもらったりしましたが,なかなか自分で餌を食べる元気が出ませんでした。 ところが,夏休みになり,保育室にいた子ウサギたちが,預かり保育の子どもたちの目につきやすいようにと玄関ホールにお引越しをしてきてから,子ウサギたちと一緒にエサをもぐもぐ食べるようになりました。先生たち曰く「セラピー効果」らしいです。 サクラを心配して消化のいい餌を買ってきたり,ひんやり冷たい石を買ってきてくださったりした保護者もいました。子どもたちも,「元気になったかな…」とそっとゲージをのぞいたり,薬を飲む様子を見て「賢いなぁ」と声をかけたりしながら,サクラの様子を見てきました。なんと,小学校に行った卒園生も,サクラに会いに来てくれました。 サクラを心配して,思ってくれる気持ちがとても嬉しく,こんな心もちの持てる子どもたちや保護者が周りにいてくれることをとても自慢に思います。 子宮の病気がよくなったわけではないとは思うのですが,子どもたちの思いや保護者の思い,そして元気な子ウサギのおかげで,餌が食べられられるようになって一安心しています。 写真左からリボン,サクラ,サラです。 (子ウサギは,ゆり組(5歳児)が命名してくれました) 絵本の整理
夏休み中に,絵本の整理を先生たちがしています。
そして,2学期に向けて,こんな絵本がほしいなぁ,子どもたちとこんな経験をしたいなぁと保育を考える機会にもなっています。 私も,ちょっとだけ絵本整理をお手伝いしました。 絵本を整理していると,[シートン動物記 ぎざ耳ウサギのラック]を見つけました。 幼稚園では,1学期に待賢幼稚園から子ウサギを譲り受け,子どもたちと世話をしています。年長(5歳児)の子どもたちにぎざ耳ウサギの話を読んでやりたいなぁ・・・と担任でもないのに思ってしまいました。 絵本を通して子どもたちの世界が広がります。夏休み中も幼稚園では絵本の貸し出しをしています。暑い夏休み,ほっと一息つきたいときは,ぜひ,親子で絵本をじっくり読んで楽しんてください。 |
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