最新更新日:2024/09/27 | |
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みんなのプロムナード 〜京都市青少年科学センター〜
6・7月の2か月間、京都市青少年科学センター1階廊下「みんなのプロムナード」に、深草幼稚園の子どもたちの絵が飾られます。深草幼稚園の紹介もしています。科学センターにお出かけの際は、ぜひご覧ください。近隣にお住まいの小さいお友達も、ぜひ遊びに来てください。待っています!
さすてな京都に行ってきました!(4・5歳児)施設の方が案内してくださり、探検しながら見学していきました。 いつも子どもたちが幼稚園やお家で捨てているごみは、焼却のためにこの“さすてな京都”にごみ収集車で運ばれてきます。 集められたごみを巨大クレーンでつかんで小さくしたり運んだりする様子を見て、「すごい!大きい」「たくさん運んでるね」と驚いていました。(写真上) 施設を歩いて行く途中には、さすてな京都の周りで見られる植物や生き物の写真が掲示してあり、「ツツジだ!」「カメもいるんだって」と身近な自然とのつながりも感じていました。 エレベーターに乗って66mの高さの展望台から施設内はもちろん、伏見の景色も一望でき、「ごみ収集車が走ってる」と気づいたり、1万個もあるという施設のアジサイの様子を「きれいだね」と見たりして楽しみました。(写真中) 施設の外にはビオトープもあり、トンボやメダカに出会ったり、水に浮かんで見える葉っぱを見て「カエルの葉っぱみたい」と気付いたりする姿も見られました。(写真下) ごみを焼却して出た灰を埋め立てる場所が将来足りなくなるというお話を聞き、少しでもごみを減らせるように、残さずご飯を食べることやごみを小さくして捨てることなど、できることからやってみようという思いで帰ってきました。 ご家庭でも子どもたちのお話をじっくり聞いてみてくださいね。 貴重な学びの機会をつくっていただいた“さすてな京都”のみなさん、ありがとうございました。 アゲハ蝶が羽化しました(そら組)5月の連休明けから、そら組の保育室に、柚子の木のプランターを持って上がり、さなぎになっていく様子を見守ってきました。 5月15日ごろ・・・ 「なんかアオムシがぷりんぷりん動いてる」とさなぎになる前の幼虫の動きを子どもたちは独特の表現で伝えていました。翌日幼稚園に来ると、「さなぎになってる!」と驚く姿もありました。それから他の幼虫たちが同じような動きをし始めると、「あ、この子もぷりんぷりんしてるからもうすぐさなぎになるんちゃう?」と予想しながら興味津々で見ていました。 今日、5月26日。 最初にさなぎになった幼虫の色が少しずつ変わり、羽の模様が見え始めていました。好きな遊びをしていると、「先生!ちょうちょが出てきた!」と子どもが知らせに来てくれました。そこで、しばらく見ていると・・・。 なんと、さなぎから蝶が出てきて羽を動かしたり、触角を動かしたりする様子を見ることができました!!!(写真上) 出てきたばかりの時には少し羽が縮んでいるように見えましたが、昼食前には羽が広がり、少しずつパタパタと動かす様子も見られました。みんなで弁当の準備をしていると、そら組の入口に置いている机に止まっていた蝶が、テラス近くの窓まで飛んでまた止まりました。「ここまで飛んできたな」「飛ぶ練習してるんちゃう?」と思いを寄せていました。(写真下) 降園前まで窓のところで止まっていたアゲハ蝶。みんなで集っていると、羽を元気よく動かし始めました。 「みんなで遊んでいたら飛んでいくかも!」と、 “キャベツの中から”の手遊びをしながら様子を見ました。アゲハ蝶も子どもたちの歌声に合わせて羽を動かしているようにも見えました。 “キャベツの中から”は指をアオムシに見立てて、親指から小指まで順番に出し、最後にはすべての指を広げて蝶のように組み合わせる遊びです。 みんなで最後に「ちょうちょになりました〜」と歌っていると、アゲハ蝶がテラスに出て空へ飛んでいきました!! なんて素敵なタイミングでしょう。 空に飛んでいったアゲハ蝶に「いってらっしゃーい」とみんなで声をかけ、見送りました。子どもたちの思いが蝶にも届いたのかもしれませんね。 みっけマップをつくっています(4・5歳児)子どもたちが見つけた自然物を、深草幼稚園の周辺の地域の地図に配置することで、地域の自然に親しみをもつことができればと思い“みっけマップ”と名付けて地図をつくりました。子どもたちが見つけた自然物の写真を、地図に置いていきました。 「ピンクのツツジがたくさん落ちてたツツジのお家はこの辺かな?」と見つけた場所に置いてみたり、「ドクダミはくさかったな」などと自然物の特徴を思い出して自然物の写真に書き入れたりしていきました。そして、「この花の名前は何だろう?」と知らない植物の名前を本で調べてみたり、タブレットで検索してみたりと、自然物に興味をもち、知識も増えてきています。 調べてみると似た花が2つ出てくることも…。「ハルジオンとヒメジョオンだって」「ピンクの花だからこっちじゃない?」「茎を切ったら空っぽなのがハルジオンだって」など、調べたことをもとに考えていきます。「うーん…。どっちかわかんないね。どっちも書いておこう。」「今度見つけたら切ってみようよ」と新しい知識を得ることで、新たな疑問が生まれ、それを確かめたいという意欲につながるのだと感じました。 竹林の帰り道で出会ったカエルのけろっぴのことも地図に載せたいという思いから、出会った場所に写真を置きました。「今頃どこにいるのかな…?」と思いを巡らせています。 にじ組の子どもたちにも「みっけマップできたよ」と知らせ、それぞれが見つけた自然物をラミネートしたものも地図の周りに並べてみました。「この花、幼稚園にもあったよ」「幼稚園来るときにもあるかも」などと、身近な自然に興味がわいてきています。 翌日、登園時にも花を見つけて持ってきた子どもたちがいて、靴箱前に広げていた“みっけマップ”に「この辺かな?」と見つけた場所を思い出しながら花を大事に貼っていました。保護者の方も興味をもってマップを見てくださっていて、ご家庭とも連携しながら子どもたちの思いをつないでいけたらと思います。登降園時に自然物を見つけたら、ぜひ幼稚園に持ってきてくださいね! “けろっぴ”への思いが、ごっこ遊びに…
けろっぴの手がかりは、足跡のほかに、蓮の葉にかいた『ありがとう』の手紙も貼ってありました。
「けろっぴって文字かけるんかな…」 「けろっぴのお家の人がかかはったんちゃうかな」 思いを巡らせながらも、また返事をかいて、お家に貼る子どももいました。 大騒ぎが少しおさまった午後…。 「僕、けろっぴ探偵部屋を掃除しとくわ」 と掃除をしている子どものところに、 「大変!(ぬいぐるみの)けろちゃんの骨が折れてる!」 と、別の子どもが、担架でけろちゃんを探偵部屋に運んできました。 「え!けろちゃんの骨が折れてる?!」 とたんに、けろっぴ探偵部屋はけろっぴ病院に変身。 「くまちゃんも病気です」 「赤ちゃんも大変です」 次々に病院に患者さんが運ばれてきます。 「ねぇ、けろちゃんが心配で、けろっぴ、戻ってくるんちゃう?」 「けろっぴー!けろちゃんが大変ー!」 とテラスから叫ぶ子どもも出てきました。 けろっぴへの思いが、こうやってごっこ遊びの中にも出てきています。 「けろっぴが戻ってきた〜」
カエルの“けろっぴ”がいなくなって3日目。
今日は朝から子どもたちが大騒ぎ。 「先生!足跡がある!」 「けろっぴが戻ってきたんや」 「ここにも!ここにも!けろっぴの足跡!」 「筍ごはんもなくなってる」 「よし!もっと、けろっぴのてがかりを探そう!」 「けろっぴ探偵や」 そして、4歳児にじ組には“けろっぴ探偵部屋”が設立。 「看板もかいとこう」 「じゃあ、けろっぴが好きなお水も探偵部屋に入れておこう」 けろっぴ大作戦は続きます…その2
「2階にもネコの絵かいといたで」
「キャーってお家と違う方に行ってしまったらどうしよう?」 「じゃ、矢印かいとくわ」 「私、(家から)カエル持ってきてん」 とぬいぐるみを持ってきた子どももいました。 「じゃあさ、この子にも名前つけてあげよう」 「けろちゃん!」 「けろちゃんにも名札をつけてあげよう」 「ほんなら、けろっぴの名札もつくって、置いておこうよ」 「そうや。けろちゃんをお家のそばに置いてたら、友達やと思って、けろっぴが戻ってくるんちゃう?」 「お手紙もかく?」 「『まってるけろ』ってかいといたら?」 「けろちゃん、椅子に座らせてあげる?」 「テーブルもつくる?」 「そうや。私、タケノコごはん(土と筍を混ぜたもの)持ってくるわ」 とけろっぴのお家の回りに、いろいろなものを置いたり、貼ったり…。 帰りはみんなで、けろっぴの歌をつくって歌いました。 明日こそ、けろっぴは戻ってきてくれるかな? けろっぴ大作戦は続きます…その1
カエルの“けろっぴ”がいなくなった翌日。
4・5歳児みんなで考えた“合体大作戦(ツツジとミミズの匂い作戦&ハエ作戦&水作戦)”がうまくいったかどうか、“けろっぴ”は幼稚園に戻ってきてくれたか、を確かめるため、朝から5歳児そら組は、前日に録画した動画をみんなでみました。 「あ!ネコが映ってる!」 「なんかクンクンしてる!けろっぴが食べられてたらどうしよう」 「夜の幼稚園ってこんな感じなんや」 「…でも、けろっぴは映ってないなぁ」 その頃4歳児にじ組の子どもたちは… 「先生!私、家で作戦考えてきてん。このネコ(の絵)を靴箱に貼っておいて、けろっぴが戻ってきた時、『キャー!ネコだ―!』ってびっくりして、階段上って(2階の)お家に戻ってくるっていう作戦」 「それいい!」 と玄関に絵を貼りました。 「あのさぁ、(お家の)水が汚いから嫌がって逃げたんちゃう?」 「ほんなら、みんなできれいな水にする?」 「そうや。この筍もいいにおいするし、入れておく?」 とみんなでタライの水を入れ替え、ごちそうづくりに使っていた筍もお家に入れました。 けろっぴ…戻ってきてくれるかな…(4・5歳児)子どもたちが帰った後は、教員が、毎日“けろっぴ”の家を廊下から保育室の中に移動させて帰り、翌朝また、廊下に移動していました。 ところが、今朝、いつものように教員が、“けろっぴ”の家を廊下に移動させようと様子を見ると、“けろっぴ”の姿が見当たりません。 子どもたちは、登園後“けろっぴ”がいないことに気付き、 「大変!“けろっぴ”がいない!!!」 と一生懸命探し始めました。そら組の保育室を探したり、以前トイレに跳んで行ったことを思い出し、トイレを探してみたり、「水が好きだから」とプールまで探しに行ったり…。それでも“けろっぴ”は見つかりません。 そこで、にじ組・そら組で集まって“けろっぴ”を見つけるための作戦会議をしました。子どもたちはいろいろな作戦を考えました。 「“けろっぴ”は水が好きやし、きっと今頃、汗だくになって水が欲しいと思ってると思う…」と水を入れた牛乳パックの家を置いておく作戦。 昨日の園外保育で見つけたいい香りがするツツジの花を容器に入れ、呼び寄せる作戦。 生きている虫を食べることを思い出し、ハエを捕まえる作戦も出てきました。 「ハエってどこにいる?」 「ネコのうんちのところにいる!」 「確かに!でも、ネコのうんちってどこにある?」 「そういえば、〇〇さん(管理用務員)、ネコのうんちを毎日片づけてくれているわ」 「じゃ、〇〇さんに聞きに行こう!」 早速、管理用務員さんに、ネコのうんちの場所を聞いて、“けろっぴ”が戻ってこられるように、最後は3つの作戦を合体させることにしました。 木陰にツツジの花を入れたカプセルをぶら下げ、その下にネコのうんちが入ったバケツを置き、ハエを見つけた“けろっぴ”が入れるようにと水の入った牛乳パックの家を近くに置いて準備完了です。“けろっぴ”が来たかどうかわかるようにと、動画も撮ってみることにしました。 子どもたちが一生懸命考えた合体大作戦で、“けろっぴ”が戻ってきてくれたらいいなと思っています。 でも一方でこんなつぶやきも…。 「きっと“けろっぴ”、竹林に帰っていったんじゃないかな」 「最初に出会ったところ?」 「うん。きっとあそこがお家なんやと思う」 「友達が寂しがってるんかな」 出会ったカエルと一緒に過ごしながら、いろいろに思いを巡らす子どもたちです。 「ちょうちょがうまれてる〜!!」
朝、登園してきた4歳児にじ組の子どもたち。
「ちょうちょがうまれてる〜!」 「先生!大変身してるよ〜!」 と大興奮。アオムシの頃から保育室で育てていたアゲハチョウが今朝、蛹から見事に羽化していたのです。今年の第一号の羽化でした。 そしてこのアオムシは、子どもたちにとって特別で、幼虫から蛹になる直前、形が変化する様子を見て 「なんかハートみたい」 「ハートちゃん、って名前はどう?」 と、このアオムシを“ハートちゃん”と名付けて呼んでいました。 「ハートちゃんがちょうちょになった!」 とみんなで大喜び。 ところが、昼過ぎになって、飼育ケースの中でバタバタと足を動かす様子を見て 「お花畑のところに行きたいのかなあ」 「お空に行きたいんじゃないかなぁ」 と言う子どもが出てきて、みんなで相談して、幼稚園の花壇に連れて行くことにしました。飼育ケースの蓋を開けて、しばらくすると、ヒラヒラ…ハートちゃんは空に飛んでいきました。 「ハートちゃん、ばいばーい」 「ハートちゃん、また遊びに来てね〜」 |
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