最新更新日:2024/09/27 | |
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受け継がれる伝統〜心やさしく心身ともにたくましい子〜「はぐくみ文化」の息づく西京極謹賀新年温かく豊かな言葉の使い手に家族のチカラ人KENまもる君がやって来た!〜人権の花運動〜感動!あきらめない心校長室から 7月身近なところから始めよう風薫る季節を迎えて
風薫る季節を迎えて
西京極小学校 校長 今村 ひろみ いつしか南風が緑の草木を渡って,すがすがしく匂うように吹いてくる季節となりました。学校では,新学期が始まってからおよそ1か月が過ぎ,子どもたちも少しずつ新しい生活に慣れてきました。 さて,5月は,憲法月間です。日本国憲法が1947年に制定されてから今年で69年。「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」が大切な3つの柱であることは,今も変わることはありません。2日(月)の朝会では,その中の「基本的人権の尊重」について,子どもたちに次のような話をしたいと思っています。 「基本的人権」とは,人間が人間として尊ばれ,人間らしく生きるために誰もが生まれながらにしてもっている権利であり,侵すことのできない永久の権利として保障されています。では,私たちは,人間として人間らしく生きていくために,一番大切な命を互いに大切にしているのでしょうか。いじめや虐待などのニュースを聞くたびに胸が痛みます。 私は,「命(LIFE)」には,「生命としての時間(生きている時間)」と「一人一人の人生(夢や希望)」という二つの意味があると考えています。ですから,自分の時間や周りの人の時間を大切にすることが,人を,命を大切にすることになるのです。また,自分の夢や希望が大切なように,周りの人の夢や希望も大切なものです。これらを失うことは,人生を失うことになすのです。ですから,夢や希望を壊してしまうような言動は決して許されません。互いの夢や希望を大切にするために,みんなで「ふわふわ言葉」(ふわふわ言葉は,言われると心が温かくなる言葉やうれしい言葉,元気が出る言葉のこと。例えば,ありがとう,うれしいよ,すごいね等)を使いたいと始業式でも話しました。私自身,これからも心がけていきたいと思っています。是非,ご家庭でも,使ってみてください。 みんなが互いに自他の存在を認め合い,尊敬し合い「すべての人が 生まれてきてよかったと思える社会」をみんなで創っていきましょう。 |
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