最新更新日:2024/09/27 | |
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校長の窓15(1年生をむかえる会)
先日(5月23日)1年生をむかえる会を行いました。新しく明徳校の仲間として迎え入れた102名の1年生を2〜6年生で,お祝いしようとする会です。どの学校でも行っておられる会ですが,この会が全校児童の出会いの会になっている学校も多々あります。明徳校では,児童会の本部役員の子どもたち5・6年生が中心となって,会の企画や運営,進行を司ります。これが,今年度最初の本部役員の大きな仕事となります。6年生に手を引かれて入場する1年生。少々緊張気味にまた,6年生がやさしく手引きする姿は,とても微笑ましいものです。本部役員の子どもたちには大変お世話になりました。しっかりと取り組んでくれました。
多くの学校でもされている取組である異学年交流の一つ,たてわり活動を明徳校では,徐々に充実させていこうと考えています。やはり,下級生とのかかわりが増えることで,上級生はまわりに気を配る姿や気遣う姿がたくさん見受けられ,大人の目なのかもしれませんが,やさしいまなざしになったり,やさしく人とかかわろうとしたりする姿が高まるように思います。また,身近に上級生の活躍する姿を下級生は見ることで,あこがれや目標にします。あこがれや目標とされた上級生は,いい手本になろうと頑張ります。 異学年の関わりが増えることで,またその関わりや役割が明確で,立場が明確であるほど,その立場を全うしようと頑張る姿が高まるように感じます。これが一つのコミュニケーション力や人権意識の高揚につながると考えています。責任を持たせるとともに,どうすれば下級生が喜んでくれるか,楽しんでくれるかを考えて行動することで,さまざまな波及効果があると考えます。 約600名と大所帯ではありますが,たてわり活動の工夫や充実に教職員の工夫とともに少しずつ努めていこうと考えています。そして,全校のつながりが深まるとともに,ますますあたたかな雰囲気をみんなでつくっていければと思っています。そして,6年生は5年生以下の仲間の目標とされる存在になろうとすることで,ますます誇れる学校になるのではないでしょうか。 |
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