最新更新日:2024/09/25 | |
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私学入試前日 激励の言葉
いよいよ明日から「京阪神の私学入試」、そして一週間後の16日(木)からは「公立高校前期入試」の本番を迎えます。3年間の学習の成果が、十二分に発揮できますようにと祈っています。そこで今日は、入試前に心してほしい「3つの心」について話をします。
1つ目の心は、「安心」の心です。 受験会場では、他の学校の生徒さんは賢く見えるものです。裏返せば、皆さんも他の学校の生徒さんからは、その様に見られています。同じ中学3年生です。臆することはありません。友達、お家の方、そして先生方が応援団としてみなさんの後ろに控えています。周りに影響されることなく、「安心」して自分の実力を十分に発揮してきてください。 2つ目の心は、「自信」という心、即ち、自分を信じるという心を持って入試に臨んでください。皆さんはこの3年間で大きく成長しました。特に最上級生としてのこの1年間は、本当に見事でありました。850名という大きな学校を支えてくれました。皆さんの力で洛北中学校は素晴らしい学校になりました。行事はもちろん、生徒会・委員会活動、部活動、そして毎日の授業…。皆さん3年生の落ち着きが、学校全体の落ち着きをつくりました。そのことに「自信」を持ってください。そして、その「自信」を「誇り」に換えて入試にチャレンジしてほしいと思っています。 3つ目の心は注意してほしい心です。「慢心」という「油断」の心です。「自信」を持つのはいいことなのですが、それが過剰になって油断することのないよう注意を払ってください。スキのない心でいてください。誰もが試験が終わるとほっと気が緩んでしまいます。家へ帰るまでが入試です。高校の先生はいろいろなところで、みなさんの様子を見守っています。校門・バス停・駅のホームなどなど…。ほっとするのは、家へ着いてからにしてください。当然、休み時間の過ごし方にも注意してください。 最後に、明日は大雪の予報が出ています。雪のことも気にかけながら準備をしっかりとし、心と体をゆっくりと休めてください。明日は少し早目に起き、心に余裕を持ってクリアな頭脳で受験に臨んでください。 それでは「安心」「自信」の心を持ち、「慢心」の心に注意を払いながら、明日からの入試に挑んでください。皆さんの健闘を心より祈念しております。 京都市立洛北中学校 校長 浜矢 全 |
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