最新更新日:2024/09/27 | |
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当たり前を見直してみる・・・先日の地震の折には,保護者や地域の皆様にご協力いただき,本当にありがとうございました。ちょっと電話がつながりにくくなっただけで,不安に思う心の弱さに,便利さを求めて発展してきた現代社会の在り方について,改めて考える機会となりました。 高野中学校では,養徳小学校,養正小学校と共に,高野中ブロックセーフスクールの取組として,避難訓練や安全学活等,安全教育を推進してきました。今回も,避難行動やトランシーバを使った連絡・誘導,安全点検等,落ち着いて行動することができ,小学校から継続して取り組むことの大切さを感じました。今後も『自助,それから共助』つまり,『まずは自分の身の安全を守る,その後,中学生として何ができるかを考え動く』という目標をもとに,安全教育を進めていきたいと思っています。 さて,地震直後から,学校を囲むブロック塀の点検を行い,現在,補強工事が行われています。また,20日(水)に行われた生徒大会の後に,安全主任から,パワーポイントを見ながら避難経路の確認と安全確保行動についての話を聞き,自分達の行動について考える時間を持ちました。電車が止まる等,都市型地震の課題がニュースで報道されていますが,電気や水が止まったらどうなるのかを想像してみたり,今『当たり前』と思ってそれほど意識せずに生活していることに目を向けてみる機会になればと思います。ご家庭でも,ぜひ話題にしていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 季節の変化を感じながら・・・6月も半ばを過ぎると,例年なら暑い日が続き,夏の到来を感じさせてくれるのですが,今年は,朝夕と昼間の気温差が大きく,体調不良を訴えて,休み時間に保健室にやってくる生徒が少し気になります。ブレザー等で寒さ,暑さを調節するなど,自分の身体へのちょっとした気遣いも大切なことだと思います。 来週は,1学期の期末テスト,それが終われば,3年生にとっては最後の夏季大会が始まります。体調を整えることは,『自分』と向き合う一つです。普段はほとんど意識せずに過ごしているかもしれない『自分の身体』について,季節の変化と共に,ちょっと意識してみると,また新たな『気づき』,『自分発見』があるかもしれませんね。 『高野愛』を育む・・・さて,8日(金)の放課後には,体育委員と環境委員がプール掃除を行ってくれました。お天気が心配されましたが,プール掃除の時間帯だけ雨があがるというお天気の神様?!のご配慮で,しっかりと掃除をすることができました。子ども達は,デッキブラシやたわしをもって1時間半,汚れがとれて,プールやプールサイド本来の色が顔を出すことがうれしい!といった感じで,本当に一生懸命に取り組んでくれました。 「学校をよりよくするために自分達は何ができるのか」というのは,生徒会活動の大きなテーマですが,大きな行事に取り組むだけでなく,みんなのために行うこのような清掃活動に一生懸命取り組むことを通して,伝統ある『高野愛』が育まれていくのかもしれないと感じました。これから始まる水泳学習が,安全で実りあるものになることを願っています。 日曜参観 お礼思春期とはいえ,ちょっぴりはにかみながらもうれしそうな子ども達の笑顔と,子どもの成長を見守る保護者や地域の皆様の温かいまなざしで,学校全体が,いつもとは少し違った雰囲気だったように思います。暑い日となりましたが,年に1〜2回しか水を出さない噴水の水が,時折そよぐ風に揺らめきながら,爽やかさを演出してくれていました。 PTA総会では,平成30年度の事業計画・予算書と共に,PTA活動スローガン『Feel With You 〜子育て・親育ち〜』が承認されました。「学校は,みんなで共感し,分かち合いながら子どもも親も育っていく場所」という思いで創られたスローガン。子どもも大人も,学校に集う人すべてが,かけがえのない You(他者)を感じ,共感し合う中で,かけがえのない自分を見つめ,成長し合っていけたらと願っています。 噴水前で行われた吹奏楽部のフォンテンコンサートでは,部活動前の生徒や保護者の皆様だけでなく,校門前を通る地域の皆様も,足を止めて演奏に耳を傾けていただき,校門付近は,ちょっとした野外コンサートの賑わいで,一体感を醸し出していました。 これからも,子ども達の成長のために,ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。本日は,本当にありがとうございました。 カメをながめながら・・・その後,ビオトープの池で,気持ちよさそうに泳いでいるカメの姿を見て,ふと,「ウサギとカメ」の童話を思い出しました。ウサギはカメを見て油断をしたけれど,カメはウサギではなくゴールを見ていた結果であるという有名なお話。もちろん,解釈の仕方はいろいろですし,最近では,このお話の続きについても諸説話題になっていますが,「どこを見据えて行動するか」はとても大切な視点だと思います。子ども達には,これからの,予測が難しいとされる社会を生きる上で,自らが課題に気づき,主体的に意欲的に取り組もうとする力が必要とされています。「中間テストに向けて」といった身近な目標だけでなく,卒業後の自分の姿や,大人になった自分を想像しながら,今できることに取り組んでほしいと思います。…とあれこれ考えながら池のそばにある,平成9年に建てられた立札を見ると,『ビオトープをながめながら,あなたは何を考えましたか』という文字が目に飛び込んできました。今まで,この立札の前を行き来していたのに…高野中学校に赴任して約2か月,まだまだ気づかないことがたくさんあることに改めて気づかされた日でした。 心が一つになったと感じた瞬間・・・15日(火),1年生はアクトパル宇治で校外学習を行い,カレー作りやレクリェーション活動を通して,お互いに協力し合うという手ごたえを感じ,団結力を高めることができたようです。 2年生は,14日(月)〜18日(金)の5日間,35の事業所にお世話になり「生き方探究・チャレンジ体験」を行いました。初日は,緊張したり,とまどいを見せていた生徒もいたようですが,日を重ねるごとに自ら考え行動できるようになり,「成長が感じられてうれしかったです」という嬉しい言葉をいただいた事業所もありました。一人一人が,社会の一員として「一つ先を想像して自ら動く」体験を通して何かを掴んでくれたのではないかと思います。事業所の皆様には,ご迷惑をおかけすることもあったかと思いますが,子ども達の成長を温かく支えていただき,本当にありがとうございました。 3年生は,15日(火)〜17日(木)の3日間,東京・河口湖方面への修学旅行でした。3日間を通して,素直で,温かみを感じる場面や,純粋な笑顔に出会う場面がいくつもありました。その中で,「カーリング体験」を紹介しましょう。「そだね〜」で有名になったカーリング。37名の生徒が,4つのチームに分かれて,体験を行いました。2時間余りの中で,氷上の歩き方,スウィーパー(デッキブラシのようなもの)の使い方,ストーンの投げ方(かっこよく見えますが,重いストーンを滑らせるのは身体のバランスを保つのが難しく,こける人続出でした)等を体験し,ルールを教えていただきながら,チーム内で,それぞれの得意分野を生かしながら役割分担をし,ミニゲームができるまでになりました。ストーンを投げる人に方向を示しながら声をかけるスキップ(司令塔),一心不乱にスィーピング(氷上をこする)する集団,「イエス,ハリー,ハード…」と声を出す人,8〜9人の集団の心が一つになって1個のストーンを見つめる様子は,まさに一体感を感じさせるものでした。防寒着を着ていないといられないほどの室温でしたが,子ども達の笑顔と励ましの声かけで,ほのぼのと温かい空気が流れているようでした。人と人の集まりが『仲間』になっていくために,お互いのコミュニケーションがいかに大切かを実感した時間でした。これらの体験一つ一つが,これからの『自分』を支える大切なものとして,心に残り続けてくれることを願っています。お世話になった皆様,本当にありがとうございました。 与えられた仕事の一つ先を想像してみる・・・さて,来週,3年生は15日(火)から3日間の修学旅行,2年生は14日(月)から5日間,生き方探究・チャレンジ体験,1年生は,15日(火)にアクトパル宇治での校外学習と,それぞれ,学校という『場』を離れての学習を行います。普段とは違う環境の中で,いろいろな活動を通して,何かを感じ,自分の生き方につなげてくれたらと願っています。 チャレンジ体験の激励会では,「働く」ということは「自分が動くこと」。だからしっかり動いてほしいということと,いろいろな仕事を与えられると思うけれど,与えられた仕事をこなすだけでなく,その仕事の一つ先を想像してみてほしいという話をしました。例えば,掃除をしたり荷物の片づけをしたりすることは,来店されるお客様が気持ちよく思われたり,保育園の子ども達がつまずいたりケガをしなくてすむ・・・といったことにつながっていくということです。1つの仕事にも,いろいろな『つながり』を感じ,社会の一員としての『自分』に気づいてくれたらと思っています。事業所の皆様には,大変お世話になりますが,よろしくお願いいたします。また,保護者の皆様には,普段とは違う体験に,生徒たちはとまどったり疲れをみせたりするかもしれませんが,温かい励ましと見守りをよろしくお願いいたします。 先輩から後輩へ受け継がれるもの・・・さて,憲法記念日を前に,憲法講話では,『高中スリーピース宣言』を引用し,これを作った当時の生徒(先輩)の深い思いを感じながら『人権』を「人ごと」ではなく「自分のこと」として身近なものとして考えてほしいという思いを伝えました。この後,各クラスでは,自分の学級を見つめ,話し合いを深めながら,自分たちの『人権宣言』を考えていました。この人権宣言は,6月に行われる「生徒大会」で,学級目標や学級旗と同じように発表される予定です。自分のクラスがよりよくなるために自分たちで考えた「人権宣言」。どんな『思い』が込められているのか,発表が楽しみです。 5月の香りに寄せて・・・春季総合体育大会の開会式や各部活動の試合会場で,子ども達は,一生懸命な姿を見せてくれました。開会式の選手宣誓の中で,本校生徒が「元気,勇気,夢,希望を全国に発信したい」と力強く宣言してくれましたが,何かに一生懸命に取り組む姿は,本当に見ている側に感動を与えてくれます。明日から試合が始まる部もたくさんあります。子ども達が力いっぱい『自分』を出し切れるよう,応援をよろしくお願いいたします。 花々と笑顔があちこちに・・・さて,来週4月29日(日)に行われる春季総合体育大会開会式で,本校男子柔道部員が「選手宣誓」を,女子柔道部員が昨年度の優勝楯の「代表返還」を行うことになりました。先日,校長室で,正式な依頼と激励を行ったときには,2人とも,満面の笑みでこの役割を引き受けてくれました。25日(水)に行われる『春体結団式』では,全校生徒で,激励する予定です。 始業式の日に,『人』はお互いに支えたり,支えてもらったりしながら生きていく。だから,自分も人も大切にしてほしいという話をしました。一生懸命に頑張っている人,頑張ろうと思っている人,頑張りたいのだけれど・・・いろいろな人を支えようと思う人は,実は自分が誰かに支えてもらっていることにも気づける人だと思います。そんな関係の輪が広がっていけばと願っています。保護者や地域の皆様も,ぜひ子ども達を支え,応援していただければと思います。よろしくお願いいたします。 |
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