最新更新日:2024/09/27 | |
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後期始業にあたって
終業式から短い間でしたが,前期の自分をしっかり振り返ることができましたか。みなさんの中には,周りの方に感謝の気持ちを表した人がいると聞きました。「ありがとう」と素直に言えることは素晴らしいと思います。
さて,今日から後期が始まります。あいにく雨のスタートとなりましたね。お天気なら外で遊べたのに…。そんな皆さんの気持ちはよくわかります。でも,昔から人々は,雨の恵みもたくさん受けて暮らしてきました。雨にかかわる「ことわざ」や「四字熟語」もたくさんあります。 晴耕雨読。少しのんびりとしているようですが,昔の人は,文字通り晴れの日には耕し,雨の日には本を読みましょうと教えてくださいました。みなさんなら,晴れの日は外で元気に遊び,雨の日は静かに読書をして力を蓄えましょうということですね。 こうして始まる後期,心において頑張ってほしいことがあります。それは,「今,何をするときかよく考えて,よく判断して行動する」ということです。先日のみさきの家や山の家学習では,4年生と5年生が,よく考えて行動している姿を見かけました。あいさつ,5分前行動,来た時よりも美しく…。さすがだなあ,吉祥院の子どもたち素敵だなあと校長先生も頼もしく思っていました。 後期,今まで以上に学校生活やあらゆる場で,よく考えしっかり判断し行動する姿がたくさん見られることを願っています。半年後は,6年生はもう中学生です。1年生も新しい1年生を迎えることになります。目標をしっかりもって,元気に頑張りましょう。 平成28年度 前期終業式
4月からスタートした前期も今日で終了します。明日,明後日の休みの後,またすぐに後期が始まりますから,あまり実感はないかもしれません。けれども,前期が終了するということは,大切な「節目」でもあるのです。
「節」の大切さについてお話します。前にも少しお話しましたが,季節,節分,桃の節句,端午の節句,関節,音楽の「節」等々,たくさん使われている字です。みなさんは,「竹」の木を知っていますね。竹は,間に強い節があって強い木になります。もし,節がなければすぐに倒れてしまいます。ですから,節を大事にすることは,私たちにとっても大切なことだと思います。 では,前期と後期の節目にあたってどんなことができるでしょうか。 一つ目は,前期に立てた目標をしっかり振り返り,後期につなげることです。例えば,通知票を見ながら「こつこつ努力すること頑張れたなあ」「毎日,家で1時間以上勉強することが,できない日もあったなあ」「友だちのよいところを,たくさん見付けられたなあ」など,振り返ってください。そして,大事なことは「ようし次こそ」と切り替えていくことだと思います。 二つ目は,「ありがとう」と感謝の気持ちを口に出すことです。クラスの友だちに「前期ありがとう。また後期頑張ろうね。」と声をかけたり,家の方に「前期終わったよ。ありがとう。後期また頑張るね。」と表したりできるといいですね。少し恥ずかしいと思う人もいるかもしれませんが,是非やってみてください。きっと,さらに素敵なみなさんに変身できますから。 最後に少し付け加えます。校長先生は毎日「日めくりカレンダー」をめくって学校に来ます。昨日のカレンダーには,こんな言葉が載っていました。掃除のことです。 「掃除は汚れてからするのではない 汚れないようにしておくのが掃除です 心をそうじするのです」 昨日も,階段の床を丁寧に雑巾で拭いている姿を見かけました。素晴らしいなあと思いました。掃除を通して,先生も心を磨きたいと思います。引き続き,みんなで美しい学校にしていきましょう。 |
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