最新更新日:2024/09/27 | |
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修了式 h30/3/24
卒業式の翌日 3月23日は修了式を行いました。6年生のいない体育館で修了式をおこないました。
これでそれぞれが進級です。 修了式で話した内容の中で各ご家庭でお願いしたいことをあげておきます。 (1)上靴・体育館シューズのサイズが子どもにあっているか確認して下さい。小さい靴は買い替えを (2)子どもに持たせるカサのネームバンドがきちんとついているが確認して下さい。 (3)子どもが持ち帰った教科書や教材ですが,2年間使うものがあります。確かめた上で処分をして下さい。なお,処分の前には読み返さすなど,家庭での学習も合わせて行ってください。 (4)休み中には「おごる」「おごられる」ことが元になってトラブルに発展することがあります。親の見ているところ以外では,おごる」「おごられる」ことがないようにと伝えています。ご協力ください (5)4月9日は通常通り登校班での登校です。翌日から1年生を含めての登校です。 では 安全に気をつけて春休みをお過ごしください。 卒業式 h30/3/24
平成30年3月22日卒業式を終えました。75名の児童が卒業をしました。凛とした静寂の中での卒業式であり,参列した5年生も最後まで緊張の糸を切らさずに卒業式を支えてくれました。
今回は校長から見た卒業式について少し書きます。 一人ひとりに卒業証書を渡す時に,小声で「おめでとう」と伝えます。参列している方は卒業証書を受け取る姿は背中側しか見ることができません。ただ一人校長の私は,卒業生の表情を見ることができます。緊張のまま卒業証書を受け取る子,驚いたような表情を見せる子,微笑みを返す子。私自身,証書を渡す時にその子と関わったシーンが脳裏に浮かぶことがあります。急に涙がでそうになることもあります。卒業証書授与のとき,わずか数秒の中にそんなドラマがあるのです。 次に式辞について。実は卒業式の練習時,式辞の予行もありその都度別のメッセージを子どもたちに伝えています。しかし,本番のメッセージは少し力がはいります。卒業生に伝える最後のメッセージですから。前の年の11月ぐらいからメッセージのネタを探し始めます。私自身,児童として生徒としてあるいは学生として式辞を何度も聞いてきたのですが,全く覚えていません。聞く側からすれば校長の式辞はそんなものだろうなと思いながらも,節目となる卒業生に少しでも心に残る式辞にならないかとネタをもとに文を作り読む練習をして当日を迎えるのです。 児童の別れの言葉や歌の時,校長である私は壇上にあがります。壇上に上がる前に来賓の皆様や保護者の皆様に代表で別れの言葉を聞かせてもらいますと心の中でつぶやきます。壇上に上がったら,京都市の式と国旗に頭を下げます。京都市の市民の方,日本の国の方にこれからの未来を託す子どもたちの声を聞きますと心の中でつぶやきます。そうやって別れの言葉や歌のメッセージを聞くのです。メッセージを言う児童の顔をできる限り見るように努めています。本当は一人ひとりに頷いてやりたいと思うのですが,あくまでわき役ですので静かに聞くことに徹しています。 式が終わり退場となります。拍手をしながら一人ひとりの歩く姿を見ます。卒業おめでとうと心の中でつぶやきます。 以上が私の視点からみた卒業式です。 卒業生の皆さん!ご卒業おめでとうございます。 強さの秘密 h30/3/3
冬季オリンピックが終わりました。金メダルをとった羽生選手や小平選手の強さ,共通点は何だろうかとふと疑問がわきました。メダルまでとった一流選手の共通点を知り,それを実行すれば子どもたち一人ひとりも心が強くなるのではないかと思いました。ふたりの金メダルをとった後のメッセージです。
羽生選手「応援ありがとうございました! 皆さんと共に取った金メダルです!」 小平選手「皆さんの想いと共に夢に挑戦できたことをうれしく思います。たくさんのご声援、ありがとうございました。」 私は感謝の気持ちではないかと考えます。ふたりはありがとうございましたと同じ言葉をメッセージとして伝えています。二人に限らず,一流と言われる選手は「ありがとう」というメッセージをが多く出しているのです。これはリップサービスではなく,心からそう思っているのだろうなと感じます。強さの秘密はこの感謝の気持ちにあるのではないでしょうか。 そう考えると唐橋小の子どもたちは「ありがとう」「ありがとうございます」などの感謝の言葉を言うことが少ないように思います。唐橋の子どもたちの心を強くするのはここだと思いました。 3月の朝会でそのことを子どもたちに伝えました。お友達にありがとう。先生にありがとう。お家の人にありがとう。ランドセルにも教室にも体育館にもありがとう。そういう気持ちが心を強くするのです。そんな話をしました。 家庭でもご飯をつくっていただけるお家の人にありがとう!そういえる子どもは心が優しく強くなるのではないでしょうか。 でも子どもがそう言えるようになるには,見本を大人が示さないといけません。子どもの前で普段からありがとうと伝える,そんな家庭,そんな学校,そんな社会であってほしいと思います。 |
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