最新更新日:2024/09/27 | |
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8分野専攻体験の最終日 (1年:造形表現)本校は8専攻を有する美術工芸科の専門高校です。 専攻決定は1年次学期末に行い,2年次より一つの専攻で実習を行うことになります。 美術工芸科目の一つである「造形表現」は,2年次からの専攻分野を選択するため,入学後,1年間かけて8分野から3分野,そして2分野と絞りながら専門実習の基礎を学ぶ授業です。 本日の造形表現授業では,8専攻分野体験の最終日でした。 各専攻分野では,実習の特色や高校での実習内容の説明や,簡単な作品制作を行っていました。 この8専攻分野体験を踏まえながら,3専攻分野を選択することになります。 (写真上:陶芸分野,中:染織分野,下:ファッションアート分野) 企業連携授業 (3年:デザイン専攻実習 ll )3年生デザイン専攻の「実習ll」授業では,京都福祉サービス協会と連携し,「在宅介護ヘルパー募集のための企画」に取り組んでいます。 本日はZOOMで各事業所と繋いでの中間プレゼンテーションです。 生徒が発表した提案に対して丁寧にフィードバックをいただきました。 実際に働いている方からのご意見は生徒にはない視点で,多くの学びがあったようです。 6月のプレゼンテーションに向けて,さらにブラッシュアップしていきます。 動物写生作品を展示中!動物の動きやにおい,色,質感,環境などを間近で観察し,「観て,感じて,考え,表現する」ことを体験しました。 マルチホール前展示コーナーに,現在展示しています。 鴨川河畔を描く (2年:洋画専攻実習 l )洋画専攻2年生は,毎年4月から5月にかけて,鴨川河畔の風景を油絵で作品制作をしています。 この日の授業が,風景画制作の最後ということもあり,生徒たちは完成に向け一生懸命に対象と向き合いながら描いていました。 今日は気温が上昇していましたが,熱中症に気を付けながら,取り組んでいました。どの生徒の作品も,個性あふれる表現で,素晴らしいものでした。 色彩表現課題に挑戦 (1年:表現基礎 l )1年生の表現基礎lでは,色彩の学習をしています。 本日は,前の授業で学んだ色相・明度・彩度・トーンの色の体系の知識を使って,「感情のあるレンコン 〜感情をトーンで表現しよう〜」という課題に取り組みました。 各自が設定した感情に応じて色を選び,レンコンを面分割して描きアクリルガッシュで着色していきます。 「希望」もあれば「嫉妬」もあり。 様々な感情のレンコンが色彩豊かに表されました。 今回の授業で体験的な学びを終え,次回からは時間をかけてじっくりと取り組む課題が始まります。 次回の課題は,今回の取組を応用して,とあるモチーフを「実際の色で表現」「同一色相だけで表現」「同一トーンだけで表現」「補色関係の2色だけで表現」と,4つの描き方で描き分けていきます。 色彩の知識の定着に加え,画材の扱いを理解して描くことができるよう指導します。 五感を鍛える取組 (1年:表現基礎 l )本日の表現基礎 l では、目隠しをした状態でモチーフに触れ、触覚を頼りに粘土で対象を形づくるという課題を行いました。 前回は、触覚や嗅覚など視覚以外の感覚を用いて、筆ペンや鉛筆を使って描くという課題でしたが、今回はその立体表現バージョンです。 どうしても視覚中心にモノを捉えがちになるため、他の感覚を用いて、様々な角度から観察し、対象に迫ることを目標としています。 「ドラゴンフルーツ」という普段目にしない果物がモチーフということもあって、イメージや想定がしづらく、触覚からなんとか情報を得ようと、集中してモチーフと向き合っていました。 そのかいあって目隠しした状態でも、粘土でボリューム感や輪郭、印象をストレートに表現していました。 最後は目隠しタオルを外して、視覚による観察からディテール部分や質感などをヘラや竹串を用いて仕上げました。 合評会 を実施 (2年:表現基礎ll )表現基礎llでは、第一課題として「モチーフの特徴を活かす」というテーマでデッサン課題に取り組み、本日は合評を行いました。 今回の課題では教員が一方的に作品に対してコメントをする形ではなく、生徒一人一人がどのような「ねらい」を持って制作に取り組んだかを言語化し、全体で共有してから教員が総評を行う形式で行いました。 デッサンに取り組む際には描写することに意識が偏りがちですが、今回のように与えられた課題を自ら分析し、その応え方を工夫することも重要であると学ぶことができました。 ◆前回掲載した授業の記事 → こちら |
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