最新更新日:2024/09/27 | |
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3年総合的な学習の時間「表現探求」 校長の授業「無言のメッセージ」昨年、校長自身が訪れた長野県上田市にある戦没画学生美術館「無言館」。展示されている絵画の紹介から、無言館が収集編纂された『戦没画学生人名録』に本校の前身「京都市立美術工芸学校」の生徒(生徒の先輩)とその作品について触れ、戦争と美術、国家と個人について考える授業でした。無言館には京都市立美術工芸学校の生徒の作品が3点寄託されていますが、本校にも漆芸作品が3点収蔵されています。校長の授業の後、本校漆芸専攻担当の教員が、その収蔵作品について解説しました。この3点については、今後機会を見て本校展示室で展示されます。 写真 上 校長の授業「無言のメッセージ」 中 漆芸専攻教員の作品紹介 下 戦没画学生の漆芸作品3点(本校収蔵) 1年総合的な学習の時間「美術探求」課題研究 「京の美を探る」研究発表会司会、進行も生徒で分担し、各グループの発表の後、質疑応答。相互評価を行いました。研究成果をiPadのKeynoteでまとめましたが、画像と文字でのプレゼンテーションシートはよく整理されわかりやすく作られていました。 最初に建てた仮説がどうであったか、「美」とは何か、グループでしっかり取り組んだ成果がわかる発表内容でした。 研究テーマは、枯山水、茶道具、漆器、京菓子、西陣織、襖絵、町家、茶室、町並み、町の色、明治建築と興味深いものばかりでした。 1年総合的な学習の時間「美術探求」課題研究 「京の美を探る」
1年総合的な学習の時間「美術探求」で、課題研究として取り組んできた「京の美を探る」。 しないにフィールドワークとして調査研究に出かけたのは10月21日でした。
2・3年生は専攻別の美術見学に出かけた日で、1年生は各グループがテーマ、仮説、調査・質問事項を整理し京都市内の各所に出かけました。 iPadや事前学習シートを持参し、グループでしっかり取り組んできた後、調査・研究の成果をもとに仮設がどうであったかの検証と考察を加え、ipadのKeynoteにプレゼンテーション用のデータとしてまとめました。 3年総合的な学習の時間「表現探求P」 特別講演「ホスピタルアートとの出会い」今回は、講師として、近畿大学文化デザイン学科の森口ゆたか教授をお招きし、「ホスピタルアートとの出会い」というテーマでお話しいただきました。「ホスピタルアート」は、アートのもつ根源的な力で病院など療養環境をより快適な癒しの空間とし、人々の心や体のエネルギーを高めてもらうものです。森口先生は、1998年から2年間イギリス滞在中にこの「ホスピタルアート」に出会い、以後作家活動をされながら医療現場でのアートの可能性を広げてこられました。現在NPO法人「artsproject」の副理事長もされています。 アートを学ぶ高校生として、アートの力、アートの可能性、アートと社会のつながりについて深く考える機会となりました。 2年専門科目「表現基礎2」 ダンボールで動物を作る来週の授業で完成。完成した作品は、本校記念棟マルチホール前に工夫をして展示されます。 1年専門科目「表現基礎1」 「紙による立体制作」2回目
14日(水)、1年生の専門科目「表現基礎1」で取り組んでいる「紙による立体制作〜平面から立体への展開によって観察しよう」の授業です。
正四面体と正六面体を紙から(平面から)展開図を考えて立体を制作した前回。今回はその2回目で、それぞれ完成した立体を1回切断し2つずつ計4つの部分に分けます。今回与えられている「つながり」というテーマに基づいて4つの立体で造形物を完成させます。 制作に関する説明はプリントを用いて行いますが、注意するポイントは教員が作成した映像でiPadに入っており、制作途中でも各グループごとの机におかれたiPadを見れば確認ができるようにしてあります。生徒全体に一律に繰り返して説明をするのではなく、制作途中に各自が必要な折に確認することができます。 豊かで柔軟な感性、創造力が必要ですが、制作には細かやかな丁寧さが必要です。グループでイメージの出し合い、教え合いをしながら熱心に取り組んでいました。 1年専門科目「表現基礎1」の授業 「紙による立体表現」 美術の基礎学習・実習とiPadを活用した反転学習
1年生の専門科目「表現基礎1」では、現在、「紙による立体表現〜平面から立体への展開によって観察しよう」に取り組んでいます。
この題材は、正四面体と正六面体の立体を作成するために、的確な展開図の構成を練り、材料の特性を活かして正確に表すこと、これら2つの立体を組み合わせ、言葉から発想したイメージをもとに、立体の特性を活かして主題を表現する力を身に着けることをねらいとしています。 7日の授業では、まずグループワークで正四面体と正六面体の観察、画用紙による展開図づくり、展開図から立体を作成、それを各自のiPadで撮影して鑑賞という流れでした。 この授業では、「反転学習」として事前に、カッターナイフやコンパス、ボンドの使い方を理解するための動画教材が教員から生徒のiPadに配布されています。この動画は、担当教員がiPadで事前に動画で撮影して作成したオリジナル教材です。生徒は当日までに家庭でこの動画を見て「予習」してきている前提で、当日の授業に取り組みます。 写真 上・中 学習の様子 下 反転学習用に教員が作成した動画 「カッターナイフの使い方」 3年・総合的な学習の時間「表現探求」アートパイオニアコース 特別講師の授業
12月5日(月)3年・総合的な学習の時間「表現探求」アートパイオニアコースで、特別講師の授業を行いました。
講師として、京都市立芸術大学の上 英俊(うえ ひでとし) 先生をお招きし、「ナゼ体育教師が美術高校に?」というテーマで講義をしていただきました。前半は、先生ご自身の生い立ちから研究、現在の大学での授業に至るまでお話しいただき、後半は、美術と身体トレーニングの関係について講義していただき、生徒は大変興味深く聴いていました。本校からも多く進学している市立芸術大学の学生の様子は、銅駝での生徒の様子にも通じるところがあって、たいへん盛り上がりました。 最後に、大学受験に臨む生徒に向けて、自己の身体の管理について大事なメッセージをいただきました。 |
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