最新更新日:2024/09/27 | |
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5月22日(火)第1回PTA家庭教育講座「子供と一緒に学ぶ 最先端の科学と医療 」京都大学iPS細胞研究所(CiRA,サイラ) 齊藤博英教授をお招きして、『研究者を目指したきっかけ:中学時代を振り返って』というタイトルで、全校生徒と保護者を対象に、ご講演をしていただきました。 齊藤教授の、決して模範少年といえない少年時代のエピソードから始まり、バレーボールに打ち込まれた青春時代、研究者を志されたきっかけ、大学時代の挫折等、順風満帆な人生ではなかったことを、おもしろおかしく、たくさんのエピソードを交えお話ししてくださいました。 後半はiPS細胞について、中学生にもわかりやすくお話してくださり、iPS細胞のもつ医療への可能性を熱く語っていただきました。 以下の生徒たちのアンケートにもあるように、生徒たちの中に「これからの自分の生き方」を考えるきっかけを与えてくださった講演であったように感じます。 齊藤教授に感謝いたしますとともに、今回の講演を実現してくださったPTA会長をはじめとするPTAの方々、本当にありがとうございました。この近衛中学は京都大学と隣接し、その教育的資産を享受しやすい立地にあります。今回の講演も近衛中学校の地域の特色を生かした取組であると考えています。今後も京都大学という日本最高峰の学問に触れさせていただく機会を、たくさん設けていきたいと思います。 生徒の感想 とても印象に残る講演ありがとうございました。iPS細胞について教えてくださるだけでなく、教授自身の学生時代や夢や考え方についてもお話ししてくださり、日常ではあまり考えない、自分の将来について、改めて考えることができました。(1年) この講演を聞いてiPS細胞で人を救えることを知りました。自分としてiPSが何なのか全く知らず、生きていました。でも、今回、この講演のおかげでiPSのことがよく理解できました。いつかiPS細胞がこれまで治すことのできなかった病気を、治せるときがきて欲しいと思いました。(2年) 講演の最後の「失敗をおそれない」と「友達は生涯の友達」という言葉が心に残っています。失敗をおそれない「勇気」と支えてくれる「仲間」がいなければ、何事もできないと思いました。「科学」でも「中学校生活」でもこの二つはとても大切なのだと思いました。(3年) |
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