最新更新日:2024/09/25 | |
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学校長挨拶・学校経営方針等
校長室より
こんにちは。今年度で2年目を迎えております。 昨年度、関係者の方々には本校教育の推進・充実に多大なるご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。お陰様で生徒たちは、様々な分野で活躍すると共に、多くの成果を残してくれました。昨年の1年間で、生徒たちの大きく成長した姿が見られました。本当にありがとうございました。 平成23年度も引き続きご支援賜りますようお願い致します。 今年3月11日、これまで誰もが経験したことのない東日本大震災が起こり、多くの人々の尊い命と平穏な生活が奪われました。謹んでご冥福をお祈りいたしますと共に、1日も早く被災地が復興され、被災された方々の平穏な生活が戻りますことを心からお祈り申し上げます。 さて、本校では被災地からの転入生3名を含め、本年度は6年生271名、7年生209名、8年生232名、9年生226名、合計938名(中学生667名)でスタートいたしました。938名の児童・生徒たちと、全教職員で「京都御池中学校をよりよい学校に!」を合い言葉に頑張りますので、皆様の更なるご理解とご協力をお願い致します。 京都御池中学校の教育 平成23年度4月 1 学校経営方針(教育方針) 京都御池中学校は大きくは4つの特色,特徴をもつ学校である。 その1つは,地域の方々に学校運営および学校経営に参画していただくシステム「学校運営協議会(本校の呼称:けやきプロジェクト)」を設置していることである。本校は,昭和53年の銅駝中学校が柳池中学校と統合されたのをはじめ,5つの中学校が統合を繰り返し,1つの中学校,京都御池中学校となった。本校は,このような歴史的背景を踏まえ,地域の人たちの学校に対する思いや願いを学校運営に生かし,学校経営に参画していただくシステムを取り入れている。2つ目は,校下の御所南小学校と高倉小学校の2小学校と本校とで,小中9年間の学びの区切りを6−3制から,5―4制に変えて,「小中一貫教育」を実施していることである。3つ目は,児童・生徒の学力向上および,質の高い教育の提供をしていくために,「読解力の育成」を目指した「読解の時間(総合的な学習の時間内)」を設置していることである。そして4つ目は,本校は御池創世館の中にあるが,その中には,他に商業施設やデイケアサービスセンター,保育所などがあり,複合施設になっていることである。そのため,児童・生徒たちは日常の生活の中で,自然と多世代交流ができる環境がつくられている。 これらの特徴・特色をもつ学校であり,その特徴・特色を活かした教育活動を行うことで本校の更なる特色になっている。これら学校の背景,実態,特色,特徴などを踏まえ,本校の経営方針(教育方針)を述べる。 学校は,次の時代を生きる生徒たちに,これからの社会の中でたくましく生きていける力を育成していかなければならない。このような視点から本校では,これまで培ってきた伝統と校風を継承しつつ,「一人ひとりを大切にする教育」と「よりよい生き方を考えさせる教育」を基盤にすえ,目の前の生徒の状況,保護者の思いや考え,また地域の実態や学校統合を繰り返してきた地域の思いや願いを十分踏まえ,京都御池中学校の学校運営および教育実践を行う。 生徒にとって学校とは,共に語り合ったり,活動したり,生徒同士が切磋琢磨し,学び合い成長する場であり,楽しい場でなければならない。すなわち,生徒にとって学校に行くことが,辛く,苦しかったり,心身の苦痛や不安が伴うことであってはならない。生徒は,学校の様々な活動を通して,新たなことを知ったり,わかったり,できなかったことができるようになる喜びを自分,そして仲間と共に感受し,更なる次の目標に向かって,また頑張り,成長していく。すべての生徒にとって学校がこのような場になるよう,そして,生徒も親も安心して行ける,行かせることができる学校,豊かな人間性(心)とのふれあいができ,心の温もりのある学校,それが我々の目指す京都御池中学校である。そして,学校や様々な場において,教職員の教育という意図的な営みによって,生徒は学び,成長していく。しかし,それだけではなく,日々の教職員との関わりやふれあいを通して,教職員のものの見方,考え方や,態度などに接する中で,大きな影響を受けることを我々は自覚しておかなければならない。 我々教職員は,それぞれの職務に「情熱」と「使命感」をもってあたるとともに,京都御池中の教職員の一人として,また,「チーム御池」の一員として誇れる教育実践を行う。そのためには,常に自己の資質や能力・力量を高めるための努力を行うとともに,教職員相互が理解し合い,助け合い,時には厳しく指摘し合うことによって,「チーム御池」の総合力(学校力)の強化を図り,一人一人の持ち味とチームワークのよさが発揮できる学校を目指す。 ◇目指す学校像(キーワード) 『笑顔(スマイル)』 『輝き(シャイン)』 『協力・協働(スクラム)』の学校 ○『笑顔(スマイル・Smile)』とは ⇒ 笑顔いっぱいの学校 ・豊かな感性と人権感覚を持ち,すべての人の命と人権を尊重し,いじめや仲間はずれがなく,みんなと仲良く取り組む学校 ・正しく判断し,自分の意見や考えが言え,責任ある行動がとれ,礼儀正しい学校 ○『輝き(シャイン・Shine)』とは ⇒ みんなが輝ける学校 ・自ら学び,考え,工夫,実践し,「個性」や「能力」を伸ばそうと努力する学校 ・「夢」や「希望」を抱き,具体的な目標を持ち,その達成に向けて頑張る学校 ○『協力・協働(スクラム・Scrum)』とは ⇒ みんなで協力できる学校 ・みんなと共に考え,力を合わせて取り組める学校 ・「周囲」や「集団(社会)」を意識して,自らの生き方を考えられる学校 以上のような学校経営方針(教育方針)に立ち,次のように教育目標を定める。 2 学校の教育目標 ◇学校教育目標 「豊かな人間性と未来を創造する生徒の育成」 〜輝き合い,育ち合う,魅力あふれるコミュニティースクール〜 ◇目指す生徒像 「夢や希望をもって,よりよい生き方を考え,行動できる生徒」 ◇中期的目標 「様々な活動から学び,行動する生徒を育てる」 ◇基本方針 ⑴一人ひとりの夢や希望の実現に向けて,具体的な目標を持たせ,地道な努力をさせる。 ⑵授業態度や学びの姿勢を整え,わかりやすく楽しい授業を行い,全員を授業に参加させる ⑶自律した行動がとれ,集団の一員として他者と協力し,貢献する態度を育てる ⑷豊かな感性を持ち,生命と人権を尊重し,自他共に大切にする態度を育てる ⑸基本的な生活習慣を大切にし,体力を向上させ,健康で安全な生活を営めさせる *京都御池中学校の教職員は「元気いっぱい」「生徒と共に」を常に忘れずにがんばります |
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