最新更新日:2024/09/27 | |
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6月23日 沖縄「慰霊の日」〜平和を受け継ぐ大切さ〜
みなさん、こんにちは。
今日は6月23日。6月23日は、太平洋戦争末期に沖縄であった地上戦で犠牲になった人々らを悼む「沖縄慰霊の日」です。なぜ、この日が「慰霊の日」になったのでしょう。それは、1945年6月23日で、沖縄戦での日本軍の組織的な戦闘が終わったとされるためです。 日米両軍の激しい戦闘に住民が巻き込まれ、兵士を含め約20万人が命を落とした地上戦から今日で77年。沖縄戦最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園には早朝から遺族の方たちが訪れ、手を合わせておられます。国籍や民間人、軍人の区別なく沖縄戦の戦没者らの名前を刻んだ公園内の「平和の礎(いしじ)」には、今年新たに55人の名前が刻まれ、総刻銘者数は24万1686人となったそうです。 そして、ここ平和祈念公園では、県と県議会が主催する「沖縄全戦没者追悼式」が午前11時50分から行われます。今年は3年ぶりに首相らを招待、岸田首相が初めて参列されます。 世界はロシアによるウクライナ侵攻を目の当たりにし、国家間の対立を武力で解決しようとする考えが今なお続く国際社会の厳しい現実に直面しています。ウクライナの人々は日本を含め世界各地に散っておられ、戦闘の長期化で帰還の見通しは立っていないと言われています。 今このような時代だからこそ、この沖縄「慰霊の日」に 『命どぅ宝』〜命こそ宝、人の命は何ものにも代えられない大切なものである〜 この言葉の重みをかみしめて、かけがえのない命を大切に守り、育てていく決意を新たにしたいと思います。 |
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