最新更新日:2024/09/27 | |
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最後に「敦盛」を鑑賞しました!
最後に能楽の鑑賞です。今年は「敦盛」を鑑賞しました。それはこんな筋です。
源平の戦いの緒戦に疲れた源氏の武将熊谷直実は、出家して法名蓮生と名乗った。秋八月、蓮生はかつて一ノ谷の戦いで討った平敦盛の菩提を弔うために摂津国須磨の浦へ赴いた際、笛の音が聞え、草刈男らに出会う。蓮生が男らに誰が笛を吹いていたのかと尋ねると、男らの一人が笛にまつわる因縁について語り、十念を授けて欲しいと言う。蓮生が理由を質すと、その男は敦盛の化身である事をほのめかして姿を消す。夜、蓮生が読経していると敦盛の霊が現れて平家一門の栄枯盛衰を語り、平家最後の宴を懐かしんで中之舞を舞い、一ノ谷合戦での討ち死にの模様を再現して見せる。そしてやっと敵である直実に巡り会えたと仇を討とうとするが、すでに出家して蓮生となって弔いにつとめる直実はもはや敵ではないと悟り、極楽浄土では共に同じ蓮に生まれる身になろうと言い残して敦盛の霊は姿を消す。 生徒たちは、目の前で案じられる素晴らしい能楽を堪能することが出来ました。学校のすぐ近くに、こんな素晴らしい能舞台があることを今まで知らなかった生徒もが多かったのではと思います。今回のような体験が出来たことは、地域文化を知る上でとても役立ちました。京都には様々な文化・芸術の伝統がありますが、それに触れる機会は逆に少ないようです。今回の能楽体験には、地方からの修学旅行生が多く参加しているとのこと。京都に住みながらとても残念なことです。これを機会に、自分たちの住むこの地域、そして京都の伝統・文化・芸術・建築物・祭礼・行事など、素晴らしい”財産”をを見つめなおしてみたいですね。 所作は・・・緊張感が違います!
次は所作の体験です。能楽では扇子以外のものを使いませんが、それを使って様々な型を演じます。まずは基本動作から。すり足の練習です。背筋を伸ばして、両手を広げて静々と・・・難しいし、太ももが張ってくるし・・・まるでフィットネストレーニングをしているようでした。
その後、代表者の生徒が、般若の面をつけ、舞台の上で動く体験をしました。面をつけていると視野が狭められ、前しか見えず、恐怖感もあります。舞台で演じるというのは、よほどの練習をしなければできないということを本当に実感できる体験でした。 小鼓、大鼓、装束・・・どれも貴重な体験です!
いよいよ体験の始まりです。最初は能楽で使われる笛、小鼓、大鼓の説明と演奏の後、体験する生徒は足袋をはいて緊張して舞台に上がりました。最初は”ボコン”という感じでしたが、何度か練習するうちに、コツをつかんだのか、なかなかいい音色が出ていたように思います。
次に装束の着付けです。生徒たちが普段着ている服とは全く違う絹織物は、重くて一人で着ることができません。貴重な着物にそでを通し、ちょっと満足げで、ちょっと偉くなったような・・・。貴重な経験でした。 「能楽体験・鑑賞教室」を実施しました!今年も“高砂や〜”
昨日10月30日(水)の午後、室町小学校南隣りの「河村能舞台」で能楽体験・鑑賞教室を実施しました。この取り組みは、伝統文化で地域に縁(ゆかり)のある能楽についての理解を深め、体験を通して将来への文化の継承と地域理解・発信に努めようと、一昨年から実施し、今回で3回目です。河村能舞台は学校から徒歩でも3分で到着します。2年生は昨年に続いて2回目、3年生は3回目ですが、1年生にとっては初めての体験でした。(西陣中央小学校では2年に1度の割合で、学校で能楽鑑賞をされているようです・・・)
最初に能舞台を管理運営していただいている河村純子さんより、能楽に関する解説がありました。能楽はアドリブや笑いがなく、厳かで凛とした空気の中で演じられるものです。能舞台の意味や構造、描かれている松と竹の絵について、また800年以上も守り続けられている文化の重み、これだけ幽霊が出てくる芸能はない・・・などとても心に沁み通るお話でした。っそそして、能楽にはなくてはならない”面”の紹介やその意味を話していただきました。生徒たちも、普段は正座をして背すじを伸ばす機会は少ないとは思いますが、講師の方のお話に緊張して聞き入っていました。 次は謡の練習です。今回も昨年度に続き、結婚式でよく謡われる「高砂」です。先生の指示に従い、正座をして、背筋を伸ばし、お腹の底から一節一節を絞り出すように声を出していました。 高砂や この浦舟に帆をあげて・・・ やはり難しかったですね。2・3年生は昨年も練習したこともあり、なかなか上手とのお褒めの言葉をいただきました。1年生も何度も練習するうちに何とか様になってきたのでは・・・! 「自転車安全教室」の様子が読売新聞に掲載されました!
10月16日(水)の午後に実施した、「スケアード・ストレイト方式」による交通安全教室の様子が、昨日の読売新聞の夕刊に掲載されました。「スケアード・ストレイト方式」とは、プロのスタントチームが事故現場を再現して見せ、交通ルールの大切さを学んだり、恐怖を体験することで、それにつながる危険行為を未然に防ぐ交通安全教育の方法です。当日は、スタントマンの方の素晴らしい演技で、「本当に事故になったのでは・・・」と思い、冷や汗を感じるほどでした。新聞の記事は次のように書かれていました。)
『教育現場では、子どもたちに怖さを肌身で感じてもらうため、事故を再現する「スケアード・ストレイト(恐怖の直視)」を取り入れる動きが広がっている。京都市内の中学校(烏丸中のことです)で行われた交通安全教室で、スタントマンがはねられる場面を見た男子生徒(14)は「自分が加害者になりかねないことが分った」と話していた。 歩行者を思いやるモラルと安心して走れる仕組み。エコで健康的なこの乗り物を”走る凶器”にさせないため、その二つが求められている。』・・・10月28日(月)読売新聞夕刊 第4面”ズームアップ”〜自転車「加害者ゼロ」願う〜より 自転車安全教室で学んだことを、それぞれが自分の問題と捉え、ルールを守って、安全に自転車に乗って欲しいと思います。 なおこの記事は、読売新聞のHPからご覧になれます。次のリンクからアクセスしてください。 ◆読売新聞HPへのリンク⇒http://www.yomiuri.co.jp/photograph/zoomup/2013... ”夢”を叶えるために・・・!
美術科の表彰の後、恒例の先生方からのお話です。今日は理科の岩本先生と社会科の村上先生からお話をしていただきました。
岩本先生からは、「中学生のなりたい職業」を題材に話をしていただきました。”岩本調べ”によると、男女別のベスト5は次のようになります。 <男子> 1位・・・野球選手 2位・・・サッカー選手 3位・・・学校の先生 4位・・・医師 5位・・・公務員 <女子> 1位・・・幼稚園の先生 2位・・・看護師 3位・・・漫画家 4位・・・芸能人 5位・・・美容師 どの職業に就こうと思っても、自分から行動しないと叶うことはない、中学校の3年間で、”夢”を持ち、それを叶えるためにも、「自分を見つける」ために行動してほしい、というお話しでした。3年生はもちろんのこと、1・2年生にもあてはまる大切な話だったと思います。 村上先生もそれぞれが将来の進むべき道を見極め、それに向かって努力してほしいというお話をしていただきました。ご自身が大学卒業後、いろいろな職種を経験し、その時に感じた事、そして”初志”を貫いて、27歳で中学校の先生になったこと、そして自身の教え子が教員になったり、自分の進路を切り拓いてくれていることの喜び、心のこもったとても素晴らしいお話だったと思います。 最後に校長先生から、「おもてなし」と「サービス」の違い、そして11月16日の「心からすまいる〜おもてなし集会」に向けての思いと、「一期一会」の精神について話をしていただきました。 どの先生も”熱い思い”を生徒の皆さんにぶつけていただき、少し時間はオーバーしましたが、有意義で心温まる全校集会であったと思います。 久しぶりの全校集会、声高らかに校歌を!
今日の6時間目、久し振りの全校集会を実施しました。今日で生徒会本部役員の任期が切れるため、この1年間生徒会活動の中心となって”心からすまいる”を広めてくれた9名の皆さんにとっては、”卒業式”でもあります。
いつものように、校歌の斉唱から始めようとすると、本部の呼びかけで、明日立会演説会に臨む立候補者や各学年の有志約40名の人が前に出てくれました。いつもより、元気一杯の感動的な校歌斉唱でした。 そのあと、生徒会本部役員一人ひとりが、この1年間の思いを自分の言葉で話してくれました。一人ひとりの話を聞いていると、役員に当選してからの1年間、それぞれがこの烏丸中をもっと楽しく、活気のある学校にしようという思いを持って活動して来てくれたことがよく伝わってきます。本当にお疲れ様でした。皆さんの思いは、明日選出されえる次期生徒会本部の後輩たちが必ず引き継いでくれると思います。心からの感謝と拍手を送ります! 創作和菓子づくりに向けて〜2年生の取り組み
今日の5,6時間目、2年生は京都府菓子工業組合青年部みなさんのご指導の下、和菓子作りを行いました。
2年生はこれまでも、俵屋吉富さんで一度和菓子作りを体験しています。今回は、11月に行われる学校公開の日に向けて、学んだことを元に創作和菓子を制作し、展示する予定です。菓子組合青年部のみなさんは、お菓子の魅力をもっと広げていきたいという願いの元、ボランティアで様々なところに出向いてはご指導下さっています。 今日は、お花と銀杏の葉を作りながら、基本的な技を教えてもらいました。白と赤のあんこがほんのりとしたピンク色に変わり、竹べらで模様をつけていきますが、とても難しい。最後に黄色のおしべをつけると食べるのがもったいないような可愛いお花の完成です。 みんな四苦八苦しながらもなんとか作ることができました。今度は自分で考えたデザインを形に表す、創作和菓子作りに取り組んでいきます。11月16日、どんなおいしそうなお菓子が出来るのか、とても楽しみです。 今年もお隣様から何やら楽しそうなお囃子の音が…
烏丸中学校の東隣には「町かどの藝能」、演劇塾 長田学舎があり、おさだ塾の本拠「般若林」では、年に一度の感謝料金で、観客完全参加の終日野外劇が開催されています。烏丸中学校からも、お囃子・鐘や太鼓の音、口上や甚句の唄が聞こえてきます。
その響きに釣られて、思わずのぞきに行ってきました。受付を初め、入り口から舞台までお会いする人はみなやさしい京の町ことばで接して下さいます。いよいよ奥に近づくと、手鞠やら人形やら傘やら手ぬぐいやらこまものやら折り紙やら七味唐辛子やら、可愛い商品がたくさん並べてあって、見ているだけでとても幸せな気分になりました。 280年前の江戸時代。商人が芸をお見せし、お客様とお話ししたり、唄ったりしながら、商いしていた、その雰囲気を再現しています。楽しい口上と面白い劇、語り、南京玉すだれ。どの観客も笑顔がこぼれ、構えず、途中入場に気を遣うこともなく、普段着で演劇や芸を楽しめる、そんな心地よい時間と空間に包まれていました。何かしら、イライラした日常を忘れさせ、ほっこり・はんなりした時間を過ごすことが出来ました。こんな素敵な芸能がすぐ近くにあるなんて、やっぱり烏丸中は恵まれていますね! 北校舎の掲示より・・・in下鴨神社
西昇降口の壁面には、美術部の切り絵「in下鴨神社」の力作が掲示されています。細部にわたってまで気を配り、丁寧に仕上げた素晴らしい作品です。登下校時に目にすると思いますが、じっくりと見ていると、とても癒されます。
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