最新更新日:2021/03/25 | |
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「受け継ぐもの」
14日の「3年生を送る会」に向けて、1・2年生が頑張って取り組んでいます。送る会の飾り付けから秘密(?)の出し物まで、「心を込めてそれぞれの作品を仕上げないと3年生に喜んでもらえない」と完全下校の時間まで、いろいろな場所で作業を続けています。
1年あるいは2年間、縦割りのグループごとに「新入生歓迎遠足」に始まり、「学校祭文化の部・体育の部」への夏休みをはさんだ長期間の活動など、一緒に汗を流してきた少人数の高雄中でのつながりは、他校のそれとはひと味もふた味も違ってきます。ですから「心を込めて」という気持ちも自然と生まれてくるのでしょう。 そんな心のつながりを表すものとして、南校舎の西入口に掲げられた「高雄っ子! 心に響く挨拶を!!」のスローガンがあります。ずっと以前の先輩たちが「挨拶運動」に向けて作ってくれたスローガンが古くなって傷んでいたのを、現在高校2年生になっている先輩たちが後輩のためにと、卒業前に2代目として新調してくれたものです。同じく2階への階段の壁に掲げられた、いじめ追放を目指す「いじめについての決議文」(1995年)もその例です。 このように形として残るもの、また、後輩たちに伝えられて残るもの、有形無形の高雄中で受け継がれていく『心』をこれからも大切にしてほしいものです。 |
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