最新更新日:2024/09/26 | |
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学校もオーケストラ
太陽の光は益々輝きを増し,春らしいぬくもりを感じる今日この頃です。3月3日はひな祭り。その起源は平安時代に遡るといわれています。医学が発達していない時代,端午の節句と併せて「子どもたちが無事に成長しますように」という親の切なる願いが込められているとのことです。
さて2月8日,北堀公園において全校マラソン大会を実施致しました。寒い時期に身体を鍛えること,そして長距離を最後まで走り切ることにより「頑張ることの大切さ」「成就感・達成感」を味わわせたいという願いをもって取り組みを始め,3年目となります。当日はPTA・保護者・見守る会の方々に,北堀公園までの往復路と走路の安全確保をお願いしたところ総勢80名の皆様のご協力を得ることができました。また2月10日は「ネットへの書き込み」により,急遽集団下校を決定しましたが,即座に90名近くのPTA・保護者・見守る会の方々に集まっていただきました。改めて「板橋力」を感じた瞬間でした。お陰で全ての班に数名ずつ大人が付き添うことができ,安全に集団下校をすることができました。 これに先立つ2月3日,5年生は「音楽鑑賞」のため京都コンサートホールへ行きました。そして京都市交響楽団による「威風堂々」(作曲・エルガー)や,パイプオルガンによる「トッカータとフーガ」(作曲・バッハ)等の演奏を1時間余り鑑賞しました。流れるように,しかし的確に指示を出す指揮者とそれに応える演奏者たち…。本格的なオーケストラによる演奏会は初めての子が多く,美しい音色を心ゆくまで楽しみました。 考えてみれば学校にも「指揮者」「コンサートマスター」「演奏者」等々,立場や役割の違う教職員がいます。そして「美しい音楽が奏でられますように」「子どもたちのために…」という願いを持った応援スタッフ(PTA・保護者・地域各種団体の皆様等)に囲まれています。そうして「演奏者」や「スタッフ」等が「課題」「情報」「結果」を共有しつつ,当初掲げた「こんな曲にしよう」という目標に限りなく近づけていく…そういう意味において「学校もオーケストラ」ということができるでしょう。 この1年間,皆様方には様々な形でお世話になりました。そして学校が「〜したいと思いますが…」とご支援ご協力をお願いした際には,労苦を厭わず汗を流していただきました。皆様方の「奉仕」と「寛容」と「プラス思考」という「板橋スピリット」により「板橋教育」という曲を落ち着いた雰囲気の中で演奏でき,「学び舎」としての使命を果たすことができたこと本当に嬉しく思っています。 明るい方へ 明るい方へ 一分もひろく日の射すところへ 都会(まち)に住む子等は (金子みすず) 3月23日は,78名の6年生が小学校を巣立っていきます。多くの思い出を胸にしながら,自分の持っている力を最大限に発揮し明るい未来に突き進んでくれることを心より願っています。本当にありがとうございました。 |
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