京都市立堀川高等学校

第4回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会

 12月22日(土)23日(日)の2日間にわたり,東京大学生産技術研究所にて「第4回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会」が開催されました。即興型英語ディベート(パーラメンタリーディベート)では,英語の発信力だけでなく,幅広い知識や論理的な思考力,適切な批判力,表現の瞬発力,伝えようとする誠実な姿勢など,総合的な能力が問われます。1チーム3名で行われ,ある論題に対し肯定側または否定側のどちらかを担います。論題が発表されてからチームで準備(15分間)を行い,1人ひとりが与えられた時間内に英語で主張し,最後にはジャッジによって勝敗が決定されます。
 全国から64校が集った今大会,堀川高校からは2年生3名が参加しました。初日の22日には4試合が行われ,その結果により2日目の準々決勝進出チームが決まります。生徒たちは,相手校が発表されると対戦モードに突入し,論題発表の瞬間をソワソワしながら待ちます。スクリーンに論題が映し出されるやいなや,15分というわずかな準備時間に集中力のすべてを注ぎます。すごい緊迫感を漂わせる3名。もはやこの時点では声はかけられません。そして試合開始!1人2分または3分の持ち時間をフルに活用し,自分のチームの主張を展開するとともに,相手チームのスキを突くために頭と口をとてつもない速さで動かします。1秒も無駄にはしない“英語のシャワー”ならぬ“大雨”を浴びせます。最後は相手チームの3名と握手して,お互いの健闘を称えあいます。その後すぐに,ジャッジによって勝敗が発表され,講評をいただきます。
 初日,堀川高校チームは2勝2敗という結果により,残念ながら2日目の準々決勝への進出を逃しました。生徒たちは全国のレベルの高さを実感するとともに,悔しさはあるものの自分たちの実力を出し切った充実感を抱いておりました。また,もっとできるという向上心,もっと力を試したいという挑戦意欲を高める機会にもなったようです。学ぶものとしての謙虚さ,お世話になった方々への感謝も最後まで忘れてはいませんでした。
 この大会に向けて,自分たちで考え話し合い工夫し,準備を進めてきました。そしてできる限りの挑戦をした2日間でした。3名のチームワークの強さと温かさ。最後はとっても素敵な笑顔でこの大会を終えました。おつかれさまでした。






【SGH(スーパーグローバルハイスクール)】 2018-12-25 18:01 up!

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