京都市立京都堀川音楽高等学校

地域巡検

4月22日(月)6時間目、2年生「総合的な探究の時間」では、地域巡検を行いました。地域巡検とは、最近ではフィールドワークと言われることが多いですが、学術研究のための実地調査のことです。

前期の総探では11月に実施するヨーロッパ海外研修に向けて、現地研修で、できるだけ多くのことを学び取れるよう、準備をしていきます。まず初めは「街を見る目を発揮する」というテーマで、ヨーロッパの街での現地研修でより豊かな気づきや学びが得られる練習を、学校の近隣を歴史地理学的な手法を用いて探究することで行うとのことでした。この日、グループに分かれて地域巡検をして得た気づき等を、来週の授業で交流し、「街を見る」ことの構えとスキルを学んでいく予定です。

あるグループは、昭和の地図にあった「砂利場」ということばに惹かれ、石屋さんや、砂利の舗装等「ああじゃないか、こうかもしれない」と楽しく考えていました。

他のグループとの情報の共有のために、iPadを使っての撮影も行いましたが、「撮影することが目的ではない。自分の目でしっかり見ることが大事」と出発前に教員から指示がありました。撮影に気がとられることは安全面でも留意すべきところですし、自分の五感でその時その場で受け取ることに集中することの大事さや、ぼんやりと眺めるからこそ見えてくる、聴こえてくるものがあることにも気づいていってほしいと願っています。



【学校の様子】 2024-04-23 15:18 up! *

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