京都市立京都堀川音楽高等学校

3月7日は「消防記念日」。

消防記念日に近い休日となった3月3日(日)、本校ホールにて、令和6年「消防記念日」表彰式 防災合唱コンサートが行われました。京都市の消防団や、地域の安全のために尽力された個人や団体を京都市長が表彰なさる、毎年開催の式典の機会に、今年は合唱のコンサートを加えた新企画。本校の音楽科教員が当初からご相談を受けコーディネイトし、京都市少年合唱団選抜チーム「響」が出演してくれることになりました。指揮は日頃から京都市少年合唱団の指導にもあたっている前出の音楽科教員、また伴奏は合唱団の指導の先生とともに、本校ピアノ専攻の3年生が担当させていただきました。

これまでの震災等の被災者の方々のお心に沿ったり励ましたりしてきた曲が選ばれ、当日は「響」の皆さんの、まっすぐで、かつ熱のこもった演奏やスピーチに会場のみなさんは感激の様子でした。能登半島地震の被災者の方々にも心を寄せ、また日頃の備えの大切さもメッセージとして伝わっていたように思えます。本校の3年生にとって、堀音以外の方の合唱の伴奏は初体験で、緊張しながらも、しっかりと合唱を支えていました。

本日15日(金)、この企画を中心になって行われた、京都市消防局 消防団・自主防災推進室より2名の方々が本校にお越しくださり、伴奏の生徒と本校に、改めて感謝をお伝えくださいました。生徒は貴重な経験だったと振り返り、「音楽を通して社会貢献する、ということを実感できた。これからも自分の音楽を磨き、社会に貢献するということを考えていきたい。頑張ります。」とこれからの抱負を語っていました。

京都市消防局の方々はお帰りがけに、「乾燥する季節。火元には十分ご注意を!」とお伝えくださり、日頃より本校の安心安全のためにお見守りくださることにあらためてお礼を申し上げて、お見送りしたのでした。



【学校の様子】 2024-03-15 14:58 up!

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