京都市立京都堀川音楽高等学校

総合育成支援教育研修会

学年末考査の午後の教職員は、生徒への補習や考査の作成、採点等と並行しながら、日ごろできない情報共有の会や研修会に勤しんでいます。
昨日3月6日(水)は、今年度の保健関係のまとめの会となる学校保健委員会を保健主事でもある養護教諭が主催して行いました。出席者は、学校医の先生方、学校薬剤師の先生、スクールカウンセラー、本校からは、校長、教頭、生徒指導主事、保健主事(養護教諭)、総合育成支援主任、各学年の担任です。生徒の健康診断の状況、保健室の来室状況、学校の衛生環境など、について、本校の特徴や、今後留意していくべきことなどについて情報を共有しました。来年度はPTA音友会の役員の方にもご出席いただくことを考えていきたいと思います。

本日3月7日(木)は、総合育成支援教育研修会を、総合育成支援主任の主催で、本校スクールカウンセラーで臨床心理士の、篠崎晴美先生を講師にお迎えして行いました。学校における「合理的配慮」について、わかりやすく整理してくださり、また、さまざまな困りのある生徒がある場合には、そのような「合理的配慮」が考えられるか、具体的にご教示いただきました。本校の日々の生徒への対応については、教職員が丁寧に見取り係っていることを評価くださり、生徒の一人への配慮は他の生徒たち皆にとっても良い対応となることもお話しくださいました。生徒たちのことも、自分の個性に合う音楽に出会えた運のいい子たちだという言葉もいただきました。ご家庭で子どもの個性を大事に考えて音楽につないでくださり、本校を選んでくださったことを改めてありがたく思いました。
参加した教員から、具体的な質問も活発に出され、またこの研修会に合わせて、人権教育主任の教員からユニバーサルデザイン(UD)のフォント(書体)使用の提案も行われ、非常に有意義な時間となりました。

ひとりひとりの生徒に寄り添って、成長を促していくための、知識と行動のレベルを学校全体で上げていきたいと思います。



【学校の様子】 2024-03-07 20:21 up! *

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