京都市立京都堀川音楽高等学校

五線。

本校の教室は全室ホワイトボードです。そのうち、特に音楽科目に使用することが多い教室には、五線を引いたものとなっています。この校舎で授業を行うようになって、丸14年が経ち、その五線が薄くなったり、消えてしまったりしてきました。
15年目の春を迎えるにあたって、年季の入った校舎のあちこちをリフレッシュさせようと努めている一環で、この五線も新しく引き直すことにしました。事務部の手配で、この考査中に、201・202・309の3つの教室のホワイトボードの五線を美しく引き直す工事が行われました。
ホワイトボードを壁面からはずし、一度全面の汚れを全てとってから、という大掛かりな作業が、無事終了したところです。

音楽科の教員によると、以前は盤面の上下、ぎりぎりまで五線があり、また五線同士の間隔が狭かったため、加線、表情記号、強弱記号などが書きづらかった。今回、五線の間の幅を狭くし、他の五線との間隔を広げ、ホワイトボードの上と下の空白も少し広めとれたことで、加線や、スラーやアクセントなどの表情記号や、強弱記号などを書き込みやすくなり、実用的な記譜に対応できるようになった、とのことです。

今は、乾くのを待っていて、各教室は使用禁止としていますが、この考査が終って卒業演奏会に向かっての実習授業に入るころには、新しく五線を引き直したホワイトボードを活用していくことになります。京都市教育委員会や業者の方々の、本校へのご支援に心より感謝申し上げます。



【学校の様子】 2024-03-06 16:06 up!

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