京都市立砂川小学校

「相手に気持ちの届くあいさつ」を大切にして

 新年度がスタートし,早くも1ヵ月が経ちました。日頃は,子どもたちの教育活動にご理解とご支援を賜りまして,誠にありがとうございます。
 一年の始め,それぞれの学年や学級でも,「学校教育目標」や「目指す子ども像」を受け,“どんな子どもに育てていくのか”,“学校でつけるべき力は何か?”を考えながら,担任の先生方は子どもたちと共に,学級や学年の『目標』や『めあて』をつくっています。
 4月27日からの10連休,5月1日からは新しい元号「令和」の時代を迎える5月ですが,「1年生を迎える会」や「演劇鑑賞会」,6年生の「修学旅行」や1・2・3年生の「春の遠足」等々,子どもたちが楽しみにしている学校行事がたくさん続きます。
こうした学校行事の中で子どもたちには,友だちやいろんな人たちとのふれあい,さまざまな体験や経験を通して,自分の力を最大限に伸ばして成長していってほしいと願っています。
本校では,『高学年が低学年の良きお手本に』を目指す子ども像にして,「相手に気持ちの届くあいさつから」を行動目標に子どもたちに働きかけています。
 今一度,あいさつについて考えてみました。あいさつは,相手に向かってするものですから,相手のためにするものだと考えます。しかし,私は,相手のためにすることはもちろんですが,自分のためにもするものではないかとも思います。
 なぜなら,相手の目を見て,素晴らしいあいさつができると,まず自分自身が気持ちいいからです。また,相手の人や周りの人たちが自分を認めてくれることにもつながってきます。このように,自分にとってもいいことがたくさんあります。
 小学生のうちに“相手に気持ちの届くあいさつ”を身に付けることは,人と人をつなぐ大切なコミュニケーションツールであると同時に,将来社会に出た時の自分自身の財産になる大切な力の一つです。
 砂川小学校では,相手に気持ちの届くあいさつを大切にして,『京都で1番 笑顔のあふれる学校』を目指して,児童・教職員,家庭・地域が,手を携えて取組を推進していきたい所存です。
 今後とも,「砂川の子」一人一人に温かい,そして時には厳しいご支援,ご声援をいただきますよう,よろしくお願い申し上げます。

                     学校長  谷本 史朗


【校長室から】 2019-06-07 14:58 up!