京都市立稲荷小学校

【6年】卒業文集 〜忘れられない言葉〜 完成しました♪

冬休みから,テーマを考えてもらい,年明けから取り組んできた卒業文集が完成しました。

お父さんの何気ない言葉,読んだ小説の主人公のセリフ,大好きな漫画の主人公のひと言,野球の監督の言葉,低学年の時の先生がかけてくれた言葉,友達との何気ない会話の中で,おばあちゃんの口癖で,ふと聴いたCDの歌詞が心に引っ掛かり・・・どの言葉も,それぞれの子にいかに影響を与え,6年生なりに生き方や考え方を考えるきっかけになったのだなとしみじみ思いました。読んでいて,子どもたちが語る自分の変容の赤裸々さに感心したり,ハッとしたり・・・。
卒業文集といえば,6年間の思い出を書いたり,将来の夢について書いたりするのが定番なのかも知れませんが,こうやって『12歳の時の自分がどんな言葉に心を動かされ,何を考えていたのか』を文集として残しておくことは,とっても意味のあることだと個人的には思います。文体もできるだけその子らしい自由さで,展開もあえて例を示し過ぎなかったので,思いのままに書いたその子らしさが出ていて素敵だと思います。しかし,どの子の文を読んでも,その宝物である言葉を胸に,将来の自分はどう生きていきたいのか?そんな前向きな結びで目線が未来に向かっているところが,小学校最後の文集として面白いなあと,何度も読み返してしまいます。
表紙の絵も,有志の子がクラスのみんなの似顔絵を一生懸命に書いてくれました。本日配りましたので,我が子が今,どんな言葉を胸に留め,何を思っているのか読んでみてください。


【6年】 2021-02-26 18:23 up!

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