京都市立西京極小学校

8月24日 えがおいっぱいプロジェクト

 7月の朝会で子どもたちに「自分が言われて嬉しいことば」を募集したところ,たくさんの言葉が集まりました。
一番多かった言葉は「ありがとう」次に多かったのは「大好き」でした。

「おはよう」「ありがとう」「おねがいします」「ごめんなさい」の『まほうの言葉』のほかにも・・・
「すごいね」「じょうずだね」などの『ほめる・認める言葉』
「がんばってね!」「フレー!フレー!」などの『応援する言葉』
「おめでとう」「やったね」などの『喜ぶ言葉』
「いっしょにあそぼう」「友だちになろう」などの『誘う言葉』・・・たくさんの言葉が集まりました。どれもすてきな言葉ばかりです。

 その中に「大丈夫?」「まだ痛い?」「手伝おうか?」といった『相手をいたわる・気遣う言葉』もありました。たくさんの言葉の中にこれらの言葉を見つけて,私はハッとしました。
 病気になって苦しんでいる人やけがをして痛がっている人に対して「しんどいんだろうな」「痛いだろうな」といたわる。「大丈夫かな?」「何か私にできることはないかな?」と気遣う。そんな気持ちを忘れてはいけないことを,子どもたちから教えられました。
 好きでけがをしたり,病気になったりする人はいません。一番つらい思いをしているのは,その人自身です。私たちは自分に余裕がないとき,不安なとき,ついつい自分中心に物事を考えてしまいがちです。けれど,そんなときこそ少し立ち止まり,相手の立場になって考える,相手を思いやることが大切なのではないでしょうか。

 「自分が言われて嬉しいことば」は,「友だちも言われて嬉しいことば」です。
 そして,
それらの言葉は,「人を笑顔にする言葉」です。

 みんなが笑顔になる言葉を,いっぱい使っていきましょう。題して『えがおいっぱいプロジェクト』スタートです。

 一日一日を大切に,元気に過ごしましょう!


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これは,今日,私が始業式でお話した内容です。
校長室前の掲示板に,子どもたちが考えてくれた「言われて嬉しいことば」を掲示しています。学校に来られたときは,ぜひご覧ください。

全校みんなで,『えがおいっぱいプロジェクト』に取り組んでいきたいと思います。



【校長室から】 2020-08-24 16:37 up!

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