京都市立大原小中学校

写真集「大原の里」に思いを込めて

 今朝の朝会は,地域の西田誠さんに来校していただき、写真集「大原の里」のお話をしていただきました。時代が令和に替わる際、明治・大正・昭和・平成の写真を集めて、大原の人々の生活記録を残したい思い、写真集をつくったそうです。

 写真紹介では、「学校」「大原女」「戦争」「災害」「来客」「未来へ」の6つに分類し、説明されました。「60年前には〇〇さんの家はまだなかったんだよ。」「出征兵士を送る家族の写真代は(今なら)1万5千円位だったんだよ。きっと最後の写真だと思っていたから。」「昔の大原は、相撲が盛んで横綱千代の山も来ていたんだよ。学校にも土俵があったんだよ。」「運動会でみんなが踊る京炎そでふれを、家族や地域の人は涙を流して見ているんだよ。」と学院生に話しかけてくれました。

 最後に、「これからの大原の歴史を創っていく学院生へ」ということで、(1)ひとり一人は違う。違いを尊重する。思いやりと個性を大切にしてほしい。(2)大原の伝統や良いところは何か調べ、良いものを残してほしいと期待を話されました。毎朝、見守り隊でもお世話になっている西田さんです。今日、話を聞いた学院生のこれからの成長も見守ってください。ありがとうございました。(文責:校長)


【校長室から】 2020-09-18 15:46 up!

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