京都市立九条弘道小学校

全校 お話会

 11月20日(月)3校時に、お話会を実施しました。本校では、毎年、難聴理解教育の一つとして「お話会」を開いています。「お話会」とは、難聴学級(3組)の子どもたちが全校のみんなに、九条弘道小学校に通う中で日頃思っていることや考えていることを発表する会です。自分のことを表現する力をつけたり、友達の思いや考えを受け止め、互いに認め合おうという気持ちをもったり、周りで支えてくれている人たちの思いを知ったりすることを3組の子どもたちのねらいとしています。また、全校の子どもたちは、発表を聞いて、3組の子どもたちの頑張りや困りを知り、願いや思いを考えて理解することをねらいとしています。
 今年は、体育館に全校の児童が集まり、途中の話し合い活動をたてわりグループで行うことに挑戦しました。3組の子どもたちは、今年6年生です。生まれた時のことや九条弘道小学校で学んできた歩み、そして、将来の夢について話しました。発表の途中で、補聴器の感覚やマスクをしているときのことなどについていくつか全校のみんなに問いかけをしてくれました。そのことについて、たてわりグループで話し合い、発表し合いました。「3組のみんなが、これまで大変なこともあったけどその中ですごく頑張っていたことがわかりました。」「補聴器のことやどんな時に困りがあるのかということがよくわかりました。」などの感想が出されていました。最後に、保護者の方からも感想をいただきました。
 3組の子どもたちのたくましい成長を十分に感じられる会でした。日頃から、共に学び、共に遊んでいる仲良しなお友だちのことですが、お話を聞き、共に考えることを通して、また、新たな発見があったのではないでしょうか。卒業まで、あと4か月。さらに仲を深めていってくれるといいなと思います。


【学校の様子】 2023-11-21 15:52 up!

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