京都市立朱雀第七小学校

校内研究 6年

 6年生は宮沢賢治作品を読み,自分だけが見つけた物語の魅力を「解説文」に書いて伝える学習を行いました。
 本を読んだ時に,本の「解説」を読んだことがあるかと尋ねると,意外に多くの子どもたちが目にしていました。この学習のはじめに,改めて様々な本の「解説」を開いて,「どんなことが」「どのように」書かれているか調べてみました。そこからこの単元の学習が始まりました。「少し難しいな。」という気持ちもありましたが,学習を進めていくうちに,どんどん「解説文」を書いていく子どもたちの姿には感心させられました。
 教科書教材「やまなし」を出発点にして,「イーハトーヴの夢」や他の宮沢賢治作品を読んでいきました。その中で,一番お気に入りの作品(マイブック)を選び,「解説文」を書いていきます。まず,自分でその物語の魅力を見つけていきます。そして,同じ物語を選んだ友達と自分が見つけた魅力を交流します。交流を通して,友達の意見も取り入れながら,自分だけが見つけた物語の魅力を決定していきます。魅力が決定すると,それを基に「解説文」を書いていきます。そこでは,「やまなし」で書いた「解説文」を参考にしたり,教師作成の「解説文」を参考にしたりする姿が見られました。



【校長室から】 2020-09-25 19:32 up!

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