京都市立室町小学校

歯みがき指導 その2

 大空学級,3年,6年生に歯みがき指導を行いました。
 大空学級と3年生では,むし歯の成り立ちからむし歯になりにくい食べ物の選び方について考えました。ポイントは,1.砂糖の量(糖類はミュータンス菌のえさになる)2.口の中に残りやすいか(糖分を含んで粘着性のあるものは要注意)3.噛む回数(たくさん噛むと唾液が分泌される) です。飲み物についても注意が必要です。ご家庭でもおやつを選ぶときの参考にしてください。もうひとつ大切なのは,おやつの食べ方です。だらだら食べると,長時間口の中が酸性になり,むし歯になりやすい環境を作ってしまいます。時間を決めて食べましょう。
 6年生では,歯を失う原因で最も多い「歯周病」の予防,その第一歩となる「歯肉炎」の予防について学習しました。鏡で自分の歯肉の様子について「色」「形」「感触」を確認しました。歯肉炎は大人だけでなく,小中学生でも見られます。思春期はホルモン分泌の関係もあり歯肉炎が助長されやすいのです。歯肉炎予防にも歯みがきが有効です。
 11月号の「えがお」にも,歯みがきについておさらいを載せています。染出し検査で赤くなったところを思い出しながら,丁寧な歯みがきを続けてください。


【保健室から】 2019-11-08 18:39 up!

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