京都市立大原小中学校

12月16日(火)出前授業 「干し柿」

「干し柿」の出前授業2回目です。
11月4日に山形県の赤柿の皮をむき、紐でつるして「干し柿」を作りました。
運動場にテントを設置し、周りにネットを張り動物対策をしましたが、熊出没の恐れがあるため、東館多目的室に移動しての干し柿作りでした。5・6年生の学院生が毎朝窓を開けて、網戸にして風通しをよくして、放課後に窓を閉めて帰ていました。風通しのよい部屋なのでカビることもなく1か月半で干し柿が完成しました。
今日は山形県の紅柿で作られた「干し柿」を送ってもらっての食べ比べの授業でした。
見た目・香り・手触り・食感・味などの違いを感じながら試食しました。
一人一言の感想を発表しました。
「あんなに大きかった柿が干している間にこんなに小さくなってビックリしました。」「自分たちが作った干し柿は黒いけど、山形県から届いた干し柿は白い粉が付いているけどなぜなのかな?」「食べ比べてみて自分が作った干し柿がおいしく思った」「山形県から届いた干し柿がおいしく感じた」「あんことか羊羹を食べているみたい」などなどの感想を発表していました。
学院生の疑問に対して「山形県の産地でも普通に作ったらみんなが作ったように黒っぽい干し柿になるのですが、商品にするために何度ももんで柔らかくして、表面にブラシで傷をつけて糖分の白い粉が出てくるようにしてあります。」と説明をしてもらいました。商品にするために手間がかかっていることがわかりました。
自分で作った干し柿をお土産に持って帰りました。
来年の秋に渋柿が手に入ったら「干し柿作り」をしてほしいと思います。


【食の窓】 2025-12-18 11:01 up!

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