京都市立京都御池中学校
7年 道徳
10月24日(金)の道徳の授業、7年生は、教員がローテーションで授業クラスで道徳を行いました。そのため、各クラス、授業内容が異なります。
各クラス、以下のような様子でしたので、紹介します。※クラスは順不同
・教科書に掲載されている、「詩画にあしたをたくして」という星野富弘(ほしのとみひろ)さん自身が経験された出来事を読み、苦しみの中から少しずつ前に進むためには何が必要なのかを個人で考え、班で意見を共有しました。様々な意見があり、自分の考えが広がったという感想がありました。
・ある日、自分の余命を知った時に、あなたはどんな行動をするのか?どう感じるか? 「象の背中」 という歌の歌詞を読み、命の大切さを改めて気づき、周りに感謝し、家族や他者の生命を尊重するという内容をしました。
急に自分が死ぬことがわかったら、家族や友達に心配をかけるからどう伝えるか悩む生徒と、家族と友達に伝えて最後の時まで悔いの残らないよう家族や友達との時間を大切にする。どちらの感想も、家族や友達、周りへの「感謝」の言葉が意見として多く出ました。
・個性の伸長、相互理解、寛容について、「自分の性格が大嫌い!」という教材を用いて授業を行いました。自分の短所は簡単に直すことはできないが、短所は長所と裏表の関係にあるのではないか、という作者の考えを通して、生徒自身が自分の短所とどう向き合っていくのかについて考えました。
・真理の探究・創造について『 「どうせ無理」という言葉に負けない 』という教材を用いて授業を行いました。ロケット開発に成功した植松努さんのロケット開発までの過程や成功するまで諦めなかった姿があったことを知り、年齢を重ねるごとにチャレンジする前に諦めてしまうことが増えていないかを振り返ったり、新しいことにチャレンジするときにはどのようなことが必要かを考えたりしました。それぞれが自分事として捉え、前向きな考えを深めてくれていました。
・よりよく生きる喜びをテーマにした「銀色のシャープペンシル」という教材を用いて授業を行いました自分が悪いことはわかっているけれども、素直になれない・・・ということは誰もが経験しているとだと思います。自分のずるさをごまかして正当化する主人公の行動を通して、その心情を自分に重ねて考える姿が見られました。「友達として、本音や本当のことを言うことが大切だと思いました。」という感想がありました。
・「自然の力に対して」をテーマとして、『火の島』を学習しました。写真家の筆者が、美しい写真とともに活火山での感動的な体験を記した、臨場感のある文章です。生徒たちは、教科書の写真や動画から、筆者が抱いた自然への畏敬の念を考える活動を行いました。感想には「怖いけど、とても神秘的。すごい」などがあり、恐れながらも感動する気持ちを積極的に交流できていました。
【道徳教育】 2025-11-04 10:00 up!
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