京都市立紫野高等学校
Global Citizenship2〜「誰かの不自由さを解決するアプリを創ろう!〜アプリ開発、いよいよ本格始動!〜
こんにちは、GC教育部です♪
紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします!今回の授業から、前回までに練り上げたアプリの構想・下書きをもとに、いよいよ本格的な開発作業がスタートしました!
開発の初日にあたるこの日は、アプリ制作の技術面で協力してくださる株式会社IRODORIの皆様をご紹介。特に、当日講師として講演してくださった武居様は、大学時代にチームでアプリ開発の世界大会に出場し、見事優勝を果たした経験をお持ちの方です。
講演では、武居様ご自身の経験をもとに、「どのようにアプリ開発に出会ったのか」「なぜそのアプリを作ったのか」「開発を通じてどのような変化があったのか」といったことを、丁寧にお話しいただきました。
生徒たちからは、
「挫折しそうになった時はどうしていたのか?」
「最も苦労した点はどこか?」
といった質問が寄せられ、一つひとつに真摯に、そして温かく答えてくださいました。
なかでも印象的だったのは、「プログラミングの技術そのものよりも、どんなアイデアを持っているかが重要」というメッセージ。生徒たちに向けて、「ぜひ自分の信じたテーマを大切にして、アプリ開発を楽しんでほしい」と力強いエールもいただきました。
講演の後半からは、いよいよアプリの具体的な開発作業へ。各教室に分かれて、生徒たちは下書きをもとにMIT App Inventorを使いながら、ユーザーインターフェースの設計や機能の実装に取り組み始めました!
中にはプログラムでつまずいたり、デザインで迷ったりする姿もありましたが、生徒同士で教え合い・励まし合いながら前に進む姿がとても印象的でした。また、困ったときにはオンラインでIRODORIのスタッフの方とつながり、悩みを相談することで、一人ひとりの課題が丁寧にサポートされました。
アプリ開発の中で最も大切にしているのは、「誰の、どんな不自由さを解決したいのか」という根本的な問いです。ただ動くアプリを作るのではなく、自分が見つけた社会の“困りごと”に本気で向き合い、その人のためになるアプリとは何かを考え続けること。生徒たちはその初心を胸に、開発に真剣に取り組んでいます。
生徒たちは一歩ずつ、確実に前進しています。これからの成長と、どんな作品が生まれるのか、どうぞご期待ください♪
【学校の様子】 2025-07-11 15:02 up!
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