京都市立養正小学校

「言葉の意味がわかること」

 説明文です。大人になった今の方が説明文が面白く感じる今日この頃です。
今日は、「言葉の意味が分かること」の筆者に納得できるかできないかを子どもたちはノートに書いていました。筆者の主張がそのまま自分にとって納得できるものとは限りません。もちろん筆者は自分の主張が読み手に伝わるように、さまざまな工夫をもりこんでいます。
 子どもたちは、文章を詳しく読んでくる中で、文章の構成や、その文章が意味することなどをつかんできました。
 そして今回の筆者の考えに対して自分の意見をもつという活動です。こういう時に、個人的にあっさり納得するのではなく、ここには納得できないなどの自分の意見を大事にしてほしいと思っています。何となく流し読みをするのではなく、批判的に文章を読んでほしいのです。
 「批判的」といっても、悪い意味ではなく、鵜呑みにせずに一歩立ち止まって、考えながら読むということです。書かれていることに「はいはい」と流して読んでいくとほとんど頭に残りません。「これはおかしいんじゃないかな」「自分は違うな」など、考えながら読むと一気に自分事になってきます。
 せっかくの文章との出会い、大切にしていきたいですね。この説明文は割と難しいと思うのですが、子どもたちは、「筆者の意見に納得!」という文章が多かったです。ちゃんと自分の立場を明確にして文章が書ける子どもたち、すごいと思いました。


【5年】 2025-06-26 18:39 up!

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