京都市立音羽中学校

第59回 入学式

 多くの方のご理解とご支援を賜り,無事に第59回入学式を盛大に挙行することができました。厚く御礼申し上げます。
 拙文ですが,式辞を掲載いたします。

<式 辞> 

 第59回入学式をこのように盛大に挙行できますこと、ご参集いただきましたご来賓の皆様、保護者の皆様、京都市教育委員会の関係者の皆様の、ご理解、ご協力の賜物と存じ、厚く御礼申し上げます。

 さて、171名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。教職員並びに在校生一同、心より歓迎いたします。
皆さんの入学にあたり、大切にしてほしいことを四つお話しします。

 一つめは、何事に対しても、自ら進んで取り組んでほしいということです。やろうかやめようかと考えた時には、一歩前に踏み出し、あきらめずに粘り強く取り組んでほしいと思います。

 二つめは、考えることを大切にしてほしいということです。無理だと思っても、できる方法があるはずです。答えがわかったと思っても、もう一度考え直したり、違う方法を考えたりすることが大切です。

 三つめは、いろいろな人とのつながりを大切にしてほしいということです。相手のことを思う気持ちを持ち、認め合い、励まし合い、支え合うことができるようなつながりを築いてほしいと思います。

 四つめは、凡事徹底を心掛けてほしいということです。凡事というのは当たり前の普通のことということです。当たり前のことを徹底して行えば、非凡になる、すなわち優れたことになるという意味があります。挨拶や時間を守る等、当たり前のことがきっちりとできるようになってほしいと思います。

 次に、保護者の皆様にお祝いを申し上げます。本日は、お子達のご入学、誠におめでとうございます。中学生の時代は、成長の著しい時期であると同時に、心が不安定で揺れ動く時期でもあります。甘えたり、反発したりしながらも自立への道を歩んでいきます。お子達の健やかな成長という共通の願いの実現に向けて、ご家庭と学校が信頼関係を築き、協力してお子達の成長を支えていきたいと思います。

 最後になりましたが、ご来賓の皆様に御礼申し上げます。公私ご多用のなか、本校入学式にご臨席賜り、まことにありがとうございます。「地域とともにある学校」を目指し、地域の将来を担う人材を地域の皆様とともに育ててまいりたいと考えております。

 「できることをできるかたちで」精一杯取り組んでまいりますので、保護者の皆様、地域の皆様の深いご理解とお力添えを賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

 それでは、新入生の皆さんひとりひとりが、心豊かにたくましく成長されることを願いまして、粗辞ではございますが私の式辞といたします。


  令和7年4月9日

            京都市立音羽中学校
            校長 小滝 俊則



【校長室から】 2025-04-09 18:04 up!