スクールカウンセラーより

新年度も早くも２ヶ月が経とうとしています。

４月の新しい緊張感の日々、そしてゴールデンウイークが過ぎ、いろんなことが本格的に始まった時期かと思います。

新入生のみなさんは少しは中学校生活に慣れてきたでしょうか？

小学校時代とはひと味、ふた味違う「何か」を感じながらの今日この頃かもしれませんね。

２年生、３年生のみなさんはいかがでしょう？

ひとつ学年が上がり、去年の今頃とは何か違った「いろいろ」を感じている頃でしょうか？

保護者のみなさまもきっと去年の我が子の様子、親子の様子をふり返ると、いろんな「違い」を感じられることと思います。身体の変化、こころの変化、日々お天気のように揺れ動く感情のいろいろの体験は思春期の子どもたちにとって、日常の人との関わりを通して、また学業やスポーツを通して、人格をつくり上げていく上でとても大切なことです。

しかし、子どもがたったひとりでその大きな揺れを持ちこたえることはとても大変なこと。かといって、代わりにその葛藤や苦悩をそのまま引き受けてあげることは成長の芽を弱らせてしまうことにもなりかねない。

このちょうどよいあんばいで見守り、手助けするさじ加減はなかなか簡単なことではありません。

その「あんばい」を調節していくためには毎日の「おはよう」「ありがとう」「おつかれさん」「おやすみ」といったような家族の中でやりとりされるあいさつがとても大切なカギとなるように思います。

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