平成24年度京都市立吉祥院小学校 学校経営基本構想 吉祥院小学校創立140周年 「夢と希望を育んだ140 年 これから未来へ羽ばたけ吉祥院小学校」 学校教育の重点 伝統と文化を受け継ぎ,次代と自らの未来を切り拓く子ども 京都市の学校教育 京都は1200年を超える長い歴史の中に培われた伝統と文化を大切にし,自由で先駆的な気風を育みながら,個性豊か で活力に満ちたまちを築いてきた。「まちづくりは人づくりから」と,町衆(市民)が私財を出し合い,明治2年に日本で初めて,64 の地域制小学校(番組小学校)を設立したのも京都である。 このような歴史と伝統を土台に,本市では「一人一人の子どもを徹底的に大切にする」という理念のもと,市民ぐるみ・地域ぐ るみの教育改革を推進し,大きな成果を挙げてきた。 しかし,社会の急速なグローバル化や情報化,価値観の多様化,技術革新が絶え間なく起こる知識基盤社会の到来な ど,地球規模で社会が激しく変化する今日,本市の子どもが,社会において必要となる力,すなわち「生きる力」を身につける ため,個と集団,社会との関わりを重視し,本市教育をさらに充実させる時期にきている。 教育の根底は,「自ら主体的に学ぶ」ということである。自ら学ぶ意欲と力を持ち,学んだことを生かして,課題を克服し,現 状を変えていくことができる子どもを育てるためには,教職員:もとよりすべての大人が生涯にわたり学び続け,子どもと共に育つ という姿でなければならない。 人間形成の理想を求めて,子どものよさや可能性をいかに引き出し,どのような子どもに育てるか,また,そのために学校は何 をなすべきか,いつの時代にあってもこれらを追求し,実現することが学校教育の使命である。 こうした本市教育の理念や伝統のもと,教育に寄せる市民の期待と信頼に応え,教育実践を進めるために,すべての教職 員が共有すべき「子ども像」「教職員像」「学校像」【※平成24年度学校教育の重点p.1.2 参照】を最初に示す。 学校教育目標 「一人ひとりが輝く」 …子どもたちが輝く学校づくり… めざす子ども像 〜 がんばる子〜 ○ 進んで学び,よく考え,自ら課題を解決する子ども ○ 仲よく助け合い,思いやりのある子ども ○ 人や自然に優しい目と心を注ぐ感性豊かな子ども ○ たくましい心と体でくじけずチャレンジする子ども 確かな学力かしこく(知) 豊かな心やさしく(徳) 健やかな体げんきよく(体) *しっかり考える*思いやりのある子*心も体も元気な子 *基礎基本を身につけた子*豊かに想像できる子*よく遊ぶ子 *人権を大切にする子 *思いや考えを表現できる子*誰とでも一緒に遊べる子*偏食しないで何でも食べる子 *よりよく問題を解決できる子*ありがとうと言える子*早寝早起きのできる子 めざす学校像めざす教職員像求める家庭像 「子ども,保護者, 「人間性豊かで, 「人間としての 地域が誇りとする学校」子どもに力をつける教師」心やマナーが育つ家庭」 ○一人ひとりが輝き, ○授業を大切にし, ○基本的な生活習慣が 生き生きと活動する学校授業で勝負する教師身に付く家庭 ○人間的温かさと教育実践の○学校課題に○家族の一員として, 厳しさがみなぎっている学校一致協力して取り組む教職員助け合いの心が育つ家庭 ○清潔で美しい学校○心身共に健康で○社会の一員として, マ ○家庭や地域と固く結ばれた学校豊かな心を持つ教職員ナーや奉仕の心が育つ家庭 知・確かな学力 学校では… 1.子どもたちに次のことを身に付けてほしいと考えています。 地*基礎的・基本的な知識・技能家 *課題を解決するために,習得した知識・技能を生かして,自分で考え,判断し,表現する力庭 域*学ぼうとする意欲や生涯にわたって学び続ける力・ 2.そのために,以下の取組を進めます。地 の◇「わかる喜びと学ぶ楽しさ」を実感できる授業の充実域 ◇あらゆる教科・領域での言語活動の充実と,コミュニケーション能力の育成と 人◇小中学校での「ジョイントプログラム」「学習確認プログラム」の活用の ◇読書活動の充実や,学習の情報センターを目指した「学校図書館」の活性化連 々◇LD 等支援を必要とする子どもへのきめ細かな支援携 ◇京都ならではの伝統文化教育,環境教育,食育,理数教育,外国語教育の充実 ◇土曜学習や放課後まなび教室の実施 ■ご家庭では,以下のことをお願い致します。 ◆子どもたちに学校でしっかり学ぶことの大切さを教えましょう。 ◆学習ができる環境を整え,予習・復習などの家庭学習や読書の習慣をつけましょう。 徳・豊かな心 学校では… 地1.子どもたちに次のことを身に付けてほしいと考えています。学 域*他人を思いやる心や優しさ,相手の立場になって考えたり共感できる温かい心校 の*正義感や公正さを重んじ,生命を大切にし,人権を尊重する態度運 自*努力することを尊ぶ価値観や,美しいものや自然に感動する豊かな感性営 然2.そのために,以下の取組を進めます。協 と◇保護者地域の方々の協力を得た道徳教育の充実とルールを守る態度の育成議 文◇「社会で許されない行為は学校でも許されない」という姿勢での毅然とした指導会 化◇自然や動物,植物とのふれあい,伝統文化,他文化理解,芸術等を通した豊かな感と 性・情操の育成の ◇互いに協力し合い,支え合い高め合う集団づくりや絆づくり連 ■ご家庭では,以下のことをお願い致します。携 ◆「命」を守ること,「ルール」を守ること,人や地域社会の役に立つ行動をすることや感謝 することの大切さを教えましょう。 ◆家庭での掃除や食事の準備等,家事の役割分担により,家族の一員としての自覚を 育みましょう。 体・健やかな体 学校では… 1.子どもたちに次のことを身に付けてほしいと考えています。 *望ましい生活習慣やスポーツ活動により,心身の健康と体力を維持・向上しようとする 意欲や態度 *危険を予測・回避し,様々な危険から自分を守るための知識と判断力 *意欲や気力の充実を伴って,毎日を明るく生き生きと生活できる力 2.そのために,以下の取組を進めます。 ◇運動することの楽しさや爽快感を体験できる運動やスポーツの実践 ◇各校の特色を生かした体力の向上に向けた取組 ◇食べる喜びや楽しさを味わい,食物への感謝の心を育てるための食に関する指導 ◇エイズ・性感染症などの現代的課題や飲酒・喫煙・薬物乱用の害について正しい知 識を身に付けさせるための取組 ◇災害発生時に子どもたちが自らの命を守り,また,復興の支援者となるための取組 ■ご家庭では,以下のことをお願い致します。 ◆「早寝・早起き・朝ご飯」など,子どもたちの規律ある生活習慣を確立しましょう。 ◆子どもたちが安らぎ育つ家庭生活と家族の絆づくりに努めましょう。 △子どもが輝く姿の見える学校△活動や体験を大切にする学校△地域と共に歩む学校 学校経営方針 1.学校経営の中核に確かな学力の定着・向上を位置づけ,校内研修を推進し,基礎基本の確実な定着を図る。 2.個に応じた分かる授業を実践し,基礎学力の定着を図る。 3.家庭・地域社会の信頼に応える学校経営に努める。 4.保護者や地域住民の教育力を生かし,開かれた学校づくりを推進する。 5.教育公務員としての使命を自覚し,和と協働の精神を大切にし,専門職にふさわしい資質の向上をめざす。 本年度の重点目標 1.主体的な学びによる基礎・基本の確実な定着に努める。 【普通授業,どんどんタイム,学習クラブ,家庭学習,放課後なまび等の有機的な活用】 2.他とのかかわりから道徳的実践力や豊かな感性をはぐくむ。 3.地域のよさを生かした特色ある学校,開かれた学校づくりに努める。 4.積極的な研修を進め,専門職としての力量を高める。 平成24年度重点項目 ●言語活動の充実・コミュニケーション能力の育成● 校種別小中学校の重点取組 * すべての教科・領域で,「子どもの考えを引き出し,思考を深める発問」,「子どもが自ら学習の課題を解決する主 体的活動の場の設定」,「プレゼンテーション,ディベート,討論等工夫した発表の場の設定」,「新聞やパンフレット, 資料等の多様な文章を読む場の設定」,「話すこと・聞くこと・書くことを重視した指導」等を学校体制全体で徹底し, コミュニケーション力の育成を図る。 * 小中学校が連携して,外国語活動・外国語科の指導内容や指導方法の工夫,改善を図り,コミュニケーション 能力の基礎を育成する。 * LD 等支援の必要な子どもの読み書きに関して,読み書き調査などを活用して実態把握を行い,文章を音声で読 み上げるコンピュータソフトを活用するなど,子どものニーズに応じた適切な支援を行う。 * 学校図書館の積極的な利用促進を図り,休み時間や放課後の開館に向け最大限努力する。 ●規律ある生活習慣・ルールを守る態度の育成● 校種別小学校の重点取組 * 低学年では,あいさつなどの基本的な生活習慣,社会生活上のきまりを身に付けさせるとともに,善悪を判断し, 「人として,してはならないことをしない」という態度を身に付けさせるための指導を行う。 * 中学年では,集団や社会のきまりを守り,身近な人々と協力助け合う態度を身に付けること,集団における役割や 責任を果たすこと,社会の一員としての自覚を持つことについて,生き方探究教育の視点を踏まえて指導を行う。 * 高学年では,法やきまりの意義を理解すること,相手の立場を理解し,支え合う態度を身に付けること,集団におけ る役割と責任を果たすこと,社会の一員としての自覚を持つことについて,生き方探究教育の視点も踏まえて指導を 行う。 * 指導会活動等を通して,異学年集団の交流等を進め,望ましい人間関係の育成と,協力して諸問題を解決する 力を育成する。 教育活動 ■めざす子ども像[〜がんばる子〜] 進んで学び,よく考え,自ら課題を解決する子どもの育成を見つけることができる力 ○基礎・基本の定着と確かな学力の向上・筋道を立てて深く考えたり,比較したりしながら推論す ・問題解決や探究的な活動に意欲的・主体的に取りるなどして考え,解決する力 組む力・自分の考えを聞く人(相手)に根拠を明らかにして分 ・自分の考えを聞く人(他者)に根拠を明らかにして分かりやすく伝える力 かりやすく伝える力○習熟の程度や個に応じた指導 ・体験を通して,自ら解決したいことや学んでみたいこと(TT,個別指導,交換授業,専科指導…等) ○基本的な学習態度の段階的継続的育成 (学習のしつけ・ルール,聞き上手な子ども,話型等) ○外国語に慣れ親しむ態度の育成 ○家庭学習の習慣化 (家庭学習の手引き,家庭学習強化週間,学年基準 や統一化) ▲各種学力実態調査で,全市平均突破! 仲よく助け合い,思いやりのある子どもの育成 人や自然に対して優しい目と心を注ぐ 感性豊かな子どもの育成 ○道徳の時間や人権教育の充実と実践的態度の育成 (ほがほがの日,人権週間,保護者啓発) ○勤労生産・奉仕的行事の充実 (学校園の整備,環境教育との関連:ごみ0) ○ボランティア活動 ・牛乳パック・乾電池・ペットボトルキャップの回収 (環境教育部で) ○子どもが主体的に取り組む特別活動 (児童会活動,委員会活動) ○家庭・地域・諸関係機関と連携した積極的な生徒指導 ・あいさつ運動…日常的な挨拶,場に応じた言葉遣い の奨励 児童会・生徒指導部が中心とした「挨 拶運動」の工夫・実施 ○読書習慣の形成と読書活動の充実 (年間読書100 冊達成,朝読書の徹底) ○基本的生活習慣の育成 (生活習慣調べ) ■めざす学校像[子ども,保護者,地域が誇りとする学校] 創立140 周年標語 「夢とを希望を育んだ140 年これから未来へ羽ばたけ吉祥院小学校」 たくましい心と体でくじけずチャレンジする子どもの育成 ○運動好きな子どもの育成 (校内持久走大会,部活動→各種大会への参加) ○保健教育の充実 ・養護教諭との連携による保健授業) ・性教育指導資料の充実 ○日常的な安全点検による安全な環境確保 ・毎月の安全点検と整備 ・避難〔火災・地震・不審者侵入〕訓練の充実 ○家庭と連携した食に関する指導 ・ランチルーム活用による食育指導 ・栄養教諭との連携による食育授業 ○早寝・早起き・朝ご飯の積極的推進 一人ひとりが輝き生き生き活動する学校 ○子どもが学校に行くことを楽しみにする学級・学校 ○個に応じた指導の展開と特別支援教育の推進 ・「個別の指導計画を」を活用し,子どもの特性を全教 職員が正しく共通理解を図る。 ・特別支援コーデ゜ィネーターが中心になり,定期的に ケース会議開催 人間的温かさと教育実践の厳しさのみなぎっている学校 ○人権尊重と生命尊重を基盤とし,一人ひとりを大切に した教育活動 ・6年社会科における同和問題指導の充実 ・人権に対する認識を育てる指導の充実 ○読書活動を通した豊かな心の育成 ・学校図書館・地域図書館(吉祥院図書館)の活用 ・朝読書の充実 清潔で美しい学校 ○校内環境の整備 (東の森の池の整備,落ち葉拾い等) ○清掃や整理整頓の徹底 (あるべきものがあるべきところに) ・子どもによるトイレ清掃 ・毎月一回「クリーンディー」 家庭や地域と固く結ばれた学校 ○学校だより等の配布による情報発信 ・各学年HPによる情報発信 ・学校配信メール ○地域人材の活用 ○地域ぐるみで見守る子どもの見守り隊 ・青パト進行中 ○地域行事への積極的参加 ■めざす教師像[人間性豊かで,子どもに力をつける教師] 授業を大切にし,授業で勝負する教師 ○力がつく授業(わかる喜びと学ぶ楽しさ)への取組 ・授業スタイルの意識化(習得・活用を意識して) ・交換授業の推進 ・指導方法や指導体制のさらなる工夫改善 ・課題別・習熟度別指導の推進 ・専科授業の推進(教師の専門性) ○本市独自の「指導計画」に基づく指導の徹底 ○「学力向上プラン」の進捗を検証しつつ,「京都市学 習支援プログラム(ジイントプログラム,学習確認プログ ラム)」の活用の徹底 ○研究授業を通した研修 学校課題に一致協力して取り組む教職員 ○情報を共有し活用する態勢 ・共通理解・共通実践 ○組織を生かした迅速で正確な校務遂行 ・報告・連絡・相談の徹底 ○児童理解に努め,個を伸ばす生徒指導の充実 ・焦点化した指導を進める ▲LD等支援が必要な子どもについて,個々の課題を明確にとらえ, 行動面の支援だけでなく学力面への支援の充実を図る。そのため に,「個別の支援計画」を活用して,子どもの特性を全教職員が正し く共通理解したうえで,一人ひとりが認められ,規律ある学校生活と 学びの集団づくりや個に応じたきめ細かな学力向上の取組を継続的 に行う。さらに,特別支援コーディネーターが中心となり,月一回及び 必要に応じてケース会議を開催するものとする。 心身共に健康で豊かな心を持つ教職員 ○教児同行・垂範率先 ・子どもと共に汗を流す活動と実践 ○ゆとりのある教職員集団 ・平日8時完全施錠 ・毎週金曜日は,EcoDay 6時30分完全施錠 ・毎月16日は,早く帰るDay 6時完全施錠 ・効率的な時間の使い方 ○教職員間の挨拶の励行 ・子どもたちへのよき手本を ▲出退勤時は,職員室へ・・・ ■求める家庭像[人間としての心やマナーが育つ家庭 基本的な生活習慣が身につく家庭 ○明確な家庭の方針 ・ノーテレビタイムやノーゲームディー…等 ○親として責任の果たせる家庭 ・基本的生活習慣の定着や社会のルール・マナー ○家庭学習の充実 ・親の確認がしっかりできているか ※早寝・早起き・朝ご飯の働きかけ 家族の一員として,助け合いの心が育つ家庭 ○家族の一員としての役割分担と責任 ・家族の一員としての仕事 (掃除,皿洗い,洗濯物の取り入れ…) ○仲良く温かい家族関係 ・学校や友だちのことを何でも話せる家庭 ・家族との語らいのある家庭 ○感謝の気持ちや思いやりが育つ家庭 社会の一員として,マナーや奉仕の心が育つ家庭 ○社会的規範意識が育つ家庭 ・学校の決まりや社会の決まりを守る ○学校・地域行事への親子での積極的参加 ○人の子も我が子として育てる親 ■ 組織一体■ 《具体的な取組》 *人権教育目標 ・なりたい自分をイメージし,輝く未来のために前向きに頑張る子 ・自分を大切にし,人を大切にできる子 〈めざす子ども像〉 ・差別を見抜き,なくすために行動する子 ・自分を力いっぱい発揮する子 ・将来展望をもって,主体的に学習する子 *男女平等教育* *総合育成支援教育* ・すべての児童が,男女問わず等しく個性ある・障害のある児童の可能性を最大限に伸ばし, 人間として尊重され,一人ひとりが自己の能自立をめざすとともに,すべての児童が,障害 力を十分発揮できる資質や能力の基礎を培について正しく理解し,互いに尊重し,共に成 う。長し合う基礎を培う。 *同和教育* *外国人教育* ・すべての児童の自己実現に向け,自らの力・民族的偏見を持たない児童の育成と,外国 で進路を切り拓く確かな学力の定着を図るとと人児童の学力向上を図り,進路展望を高め, もに,人権尊重を基盤とした同和問題認識を民族的自覚の基礎を培う。 深め,同和問題をはじめとする人権問題解決 への実践的態度を培う。 ・・・豊かな心・・・ 子どもが,「美しいものや自然に感動する心などの柔らかな感性」,「正義感や公正さを重んじる心」, 「生命を大切にし,人権を尊重する心」,「他人を思いやる心や社会貢献の精神」,「自立心,自己抑制 力,責任感,他者との共生や異なるものへの寛容等の感性」,「道徳的価値を大切にする心」等を身に 付けること。 1.人権教育「一人ひとりを大切に」「楽しい学級づくり」 ○子どもは教師(大人)の鏡学校が楽しいと感じる時は ・教職員は行動・態度で模範を・・・! 自分が大事にされていると感じた時 ○学年経営を基盤とした学級経営の充実褒められた時 ・すべての教育活動の基盤は『学級』人の役に立ったと時 ・具体的な目標を一人ひとりに人に必要とされている時 ・互いに認め合える集団づくり「楽しい」と感じたことの保護者との共有 ○規範意識の育成 ・学校ルールの徹底(生徒指導部:遊びのきまり) ・学校・学年・学級のルールの徹底 ・学習ルールの徹底 『良い授業は最高の生徒指導』 『子どもにとって最大の教育環境は教師である』 2.学力向上 ○一人一人の子どもの学力向上を最大限に伸ばす指導の充実○基礎的・基本的な学習の充実 ・学習するときの約束やルールを一人一人の子どもが確実に身に付け意欲的に学ぶ集団づくりに取り組む。・各学年の到達度を明確に(普通授業の充実) ○基礎的・基本的な知識・技能の習得と活用・ ・各学年の指導すべき基礎的・基本的な知識・技能を確実習得させ,すべての子どもに学習基盤の定着を図る。○習熟度の程度や個に応じた指導 ○問題解決的な学習や探究活動の充実・協力指導(4.5年) ・子どもの学習意欲を喚起し,知的好奇心や探究心を引き出すとともに,主体的に学習に取り組む能力を身に付けさ・個別指導 せるために,各教科や総合的な学習の時間など゜において,学習の見通しを立て,学習したことを振り返る活動や,学・交換授業 習した内容をさらに深化させる探究活動を充実させる。・専科指導 ○言語活動の充実・習熟度別授業を ・国語科においては,言葉の果たす役割に応じ,的確に理解し,論理的に思考し表現する能力や互いの立場や考えを○ICT機器やデジタルコンテンスを活用した授業 尊重して伝え合う能力を培うとともに,古典をはじめ,我が国の言語文化に触れて感性や情緒を育てる指導の充実を図改善 る。○外国語活動及び総合的な学習の時間の充実 ○理数教育の充実○課外学習 ・理科,算数・数学のそれぞれについて,内容の系統性や小中学校での学習の円滑な接続を踏まえて指導内容の充・「どんどんタイム」での補充基礎基本学習 実を図る。また,子どもがこれらを学ぶことの意義や有用性を実感する機会を持たせ,理数教育への関心を高める。・土曜学習 ○外国語教育の充実→学習に対する興味・意欲付け及び基礎 ・小学校外国語活動では,外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しみながら,言語や文化について体験的に理解的・基本的な学習の充実 を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図る。特に,外国語を聞いて相手の思いを理解しようと○朝読書の徹底 したり,自分の思いを伝えることの大切さを実感するすることが重要である。 普通授業の充実 どんどんタイム土曜学習 家庭学習 3.保護者・地域との連係 ○開かれた学校づくり ・積極的な情報発信 ・各学年HP更新による情報発信(各行事等) ・各種諸団体等の地域人材の活用(ボランティア・ゲストティチャー)←年間計画のもと ○地域ぐるみの学校づくり ・学校運営協議会との緊密な連携 ・学校評価システムの活用 生活・学習の約束 低学年中学年高学年 1.あいさつやへんじを(友達や先生にあったら) (いつでもだれにでも) (いつでもだれにでも) 生しっかりしよう「おはようございます」な元気にあいさつする。自分から進んであいさつ ど,はっはりした声で言う。やえしゃくをする。 活「はい」としっかり, 気もちよく返事をする 2.言葉づかいを自分のことをはっきり話「です」「ます」を使い,て目上の人には敬語をつか にしっかりしようす。「ありがとう」「ごめいねいな言葉づかいをすう。 んね」を言う。る。 お友達には「さん」をつけて呼ぶ 3.身だしなみを自分の服をきちんと着給食着や体育着を正しく場所や目的・気候にあっ けしっかりしようる。着る。た服装をする。 爪を切り, ハンカチ, ティッシュを忘れない る 4.清掃を自分の決められた分担を時間に間に合うように仕自分が終わったら班のみ しっかりしようしっかりやる事をする。んなの分もやり,協力し 約て掃除をする。 くつやスリッパをきちんとそろえる 束 5.時間を守ろう先生が示した時間を守時計を見て動く。次の行動を意識して,時 る。計を見て行動する。 1.忘れ物(提出物)を翌日の準備をし,家の人自分で翌日の準備をす連絡帳や予定表を見て, 学しないようにしように確認してもらうる。自分で用意する。 忘れ物をしたら申し出 習予定表を見て, 準備物の確認をするて,反省と今後のことを 言う。 に2.チャイムと同時に授業が始まる前に席につ教室が代わるときは早めに移動する。 授業を始めよういている。授業開始時間になったら自主的に学習をしている。 お4 .人の話や先生の話を相手の目を見て最後まで内容を考え,うなずきな自分の考えや意見と比べ しっかり聞こう話を聞く。がら聞く。ながら聞く。 け5.よい姿勢で 学習しようよい姿勢でいすに座り, 発言する時はしっかり手を挙げる る 5 .宿題,家庭学習に毎日の宿題を忘れずにや宿題の他に自主学習にも対日時間を決めて,宿題 約しっかり取り組もうる。挑戦する。や自主学習に取り組む 束低学年2 0 分, 中学年4 0 分, 高学年6 0 分は家庭学習をする 家庭学習 Aメニュー:復習 ・その日に習ったことをもう一度する ・習った所の教科書を写す ・その日に分かったことを整理して書く ・社会(都道府県,世界の大陸や海洋,日本の周りの海流,工業地帯・地域を覚える) ・理科(実験の予習,方法,結果,考察をまとめる。教科書の「たしかめよう」をする) Bメニュー:スキル向上 ・学習クラブの復習(漢字ドリルや算数ドリルの練習) できるようになったこと(体育・家庭・音楽・図工など)やその時の感想を書く Cメニュー:課題追求 ・新聞を読んで,要点をまとめ,感想を書く・自分で課題をつくり,調べてまとめる ・○○○新聞作り・詩,俳句,物語作り Dメニュー:調べ学習 ・ことわざ・熟語(四字熟語)・慣用句・百人一首の意味調べ ・漢字の成り立ち調べ,意味調べ・人物調べ 参考:家庭学習の手引き(京都市教育委員会発行)